石川県出身、小孫竜二投手に6球団、谷川刀麻選手に5球団から調査書、石森大誠投手も注目

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石川県では、星稜の奥川恭伸投手の1位指名が確実視され、山瀬慎之助選手や日本航空石川の148キロ右腕・重吉翼投手もプロから注目されているが、県出身の創価大・小孫竜二投手、東北公益文科大の石森大誠投手、近大の谷川刀麻選手といった大学生の指名も注目されている。

ハイレベルなユーティリティプレーヤー、星稜出身、近畿大・谷川刀麻選手

近畿大の谷川刀麻選手は金沢市保古町出身、中学で星稜中に進み、星稜高校では2度の甲子園に出場した奥川投手の先輩。甲子園には2回出場し、投げては140キロ中盤から後半のストレートを記録、打っても左から鋭いスイングで高校通算18本塁打を記録していた。

近畿大に進むと1年生の春から9試合に出場し秋には12試合に出場してレギュラーとなる。1年時は春・秋共に打率1割台だったが、2年春に打率.290を記録すると3年春には打率.327、秋は.356を記録した。そしてその秋に2本塁打を放つと今年春も打率.295に2本塁打、この秋もここまで打率.295に1本塁打を記録している。

「状況に応じた打撃ができるようになった」と話す通り、左から投球に逆らわずに強いスイングをすることができ、左右に長打を打つ事ができる。守備もほとんど外野で出場していたが、球に登板をして140キロ後半の球を投げ、そしてこの秋はサードで出場をする。

このハイレベルなユーティリティープレーヤーには5球団ほどから調査書が届いているという。

2度目のプロ志望、遊学館出身、創価大・小孫投手

石川県は、17日は奥川投手の指名などで盛り上がりを見せる事になるが、他にも指名が期待される選手がいる。

創価大の小孫竜二投手は金沢市辰巳町出身で、金沢ボーイズから遊学館に進むと、3年時に甲子園に出場し1試合に完投勝利、140キロ中盤の速球を投げる投手として注目されたが、プロ志望届を出していたものの指名はなかった。

この悔しさを胸に創価大に進むと、1年生の春から2勝を挙げる活躍を見せ、2年春は3勝、秋は2勝、そして3年秋には5勝を挙げた。今年は春は2勝0敗、秋は1勝1敗だが、リーグ通算17勝を挙げている。体も179cm84kgとがっしりとして安定感があり、最速は152キロだが、145キロ前後の真っすぐと共に、決め球の変化球をしっかりと落とす事ができ、北海道日本ハムの2軍を相手にも好投を見せている。

プロ6球団から調査書が届いており、今年こそドラフト会議で指名されるのを待つ。

149キロ左腕、遊学館で控え投手

小孫投手がエースだった遊学館で、石森大誠投手は控え投手だった。3年夏の甲子園はベンチ入りし、初戦は小孫投手が完投勝利をしたが、続く3回戦の東海大相模戦では4回途中6失点で降板すると、石森投手は8回途中から4番手で登板し、1回2/3を2安打で、優勝をした東海大相模を、4投手の中で唯一無失点に抑えている。

まだ創部17年目で歴史を作っていく段階の東北公益文科大に進むと、「自分が一番にならないと」と、まずは外野手としてプレーをした。しかし、エースとして1番になることを目指し投手として努力を重ねると、大学4年で最速149キロを投げるエースとして、春に4勝、秋に2勝を挙げるエースとなり、そして秋は悲願のリーグ制覇を達成した。

50mは5.7秒を記録するという抜群の身体能力を誇る石森投手、大学を背負うエースとしてプロ志望届を提出し、大学初のプロ野球選手となることを目指す。

奥川投手だけでなく、高校時のドラマも重なる大学生選手たち、ドラフト会議で指名され、再び同じステージで相まみえるか注目したい。

2019年度-高校生-石川県のドラフト候補リスト
遊学館高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価
星稜高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

小孫竜二(創価大)
最速152キロの本格派右腕
 最速152キロを誇る本格派右腕。大学三年の秋、リーグ最多の5勝をマーク。主に先発で四年春までにリーグ通算16勝を挙げた。身長一七九センチ、体重八四キロのどっしりとした体から投げ込む常時140キロ中盤以上の直球、横に鋭く曲がるスライダーに加え、フィールディング、けん制の技術にも自信を持つ。


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