149キロ左腕、山梨学院大・入倉京一郎投手には数球団が視察

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山梨学院大の149キロ左腕・入倉京一郎投手には、プロ複数球団が視察に訪れているという。

大学で肉体改造し149キロ

山梨学院大の入倉京一郎投手は、大分の大分豊府出身、高校時代は178cm68kgの体から134キロのストレートと変化球を織り交ぜる左腕投手だった。

しかし山梨学院大では、食事面を考え、そしてウェートトレーニングを重ねる事で、180cm86kgの体にすると、球速は149キロを記録するようになった。リーグ戦では2年生の秋からリリーフで登板し、「球威に自信がある。直球とスライダーで空振りを取るスタイル」と、ストレートと鋭い変化球を投げる。

春までは独立リーグでのプレーを考えていたというが、8月の練習試合にはプロ数球団のスカウトが視察に訪れるようになり、「チャンスがあるなら出そうと思った」とNPBへ挑戦する意思を込めてプロ志望届を提出した。

体が出来上がり、これからピッチングをしていく段階の投手で、須田監督は「真っすぐで三振を取れる。プロでは即戦力というより、2~3年育成されるタイプだと思う」と話す。入倉投手も。「プロは制球が大事だと思うので、力で押しながら、しっかり投げ分けられるようにしたい」と話し、手に入れた身体を武器にプロで投球を磨いていく。

育成ドラフトでの指名があるかもしれない。大型左腕の指名が注目される。

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関甲新リーグは2年秋に初登板し、主に中継ぎで活躍。「球威に自信がある。直球とスライダーで空振りを取るスタイル」と、持ち味をアピールする。4年生になり「上のレベルで野球を続けたいと思い、春までは独立リーグも考えていた」と入倉。しかし8月の練習試合で、NPB数球団の視察を受け、「チャンスがあるなら(志望届を)出そうと思った」と大舞台への挑戦を決意した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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