プロ志望をしなかった佛教大の148キロ右腕・中山怜央投手が84球2安打10K完封

大学野球ドラフトニュース 2019年ドラフトニュース

関西地区大学野球選手権、佛教大は、プロ志望届を提出しなかった佛教大の中山怜央投手が84球で2安打完封勝利を挙げた。

選手権準優勝

今年の大学野球選手権で快進撃を見せ、見事に準優勝となった佛教大、エースの中山怜央投手は184cmから148キロの速球を投げる投手として活躍を見せた。そしてこの秋も5勝1敗、防御率0.69という成績を残した。プロも注目をしたが社会人野球から内定をもらい、プロ志望はしていない。

その中山投手はこの日の大阪市立大との試合で先発をすると、「相手打線はガンガン振ってくると、事前に情報を聞いていました。ボール球や変化球をうまく振らせることができました。」と話し、鋭いスイングで近畿学生リーグを制した大阪市立大打線を巧みにかわし、9回で10個の三振奪いながらも球数はわずか84球に抑えて完封勝利、3回以降は一人のランナーも許さず、被安打はわずかに2つだった。

「三振は狙っていたわけではありません。打たせるところは、早いカウントで打たせていきました」と話し、「リーグ戦では打線に助けてもらっていました。今日はゼロで抑えることができて良かった」と内容についても納得の投球だった。

この秋は、選手権でできなかった全国制覇を目指す。中山投手は「全国の強豪と戦って、1球の怖さ、重要性を知った。もう一度神宮に出たい。もちろん、目標はもう優勝しかありません。技術以上に、一丸と言いますか、全員が同じ方向を向いてやる姿勢が大切になると思います」と力強く話した。

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「相手打線はガンガン振ってくると、事前に情報を聞いていました。ボール球や変化球をうまく振らせることができました。偵察のおかげです」

 たとえば、秋季リーグで最優秀選手(MVP)に輝いた大阪市大の4番、大橋祥吾(2年=奈良)は3打席連続の空振り三振にきっ。3打席でストライク9球のうち、空振り8個に、ファウル1本と完全に封じ込んだ。

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