東都リーグが個人タイトル表彰式、来年のドラフト候補の中央大・牧秀悟選手など参加

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東都大学リーグは個人タイトルの表彰式を行い、来年のドラフト候補で、MVPとなった中央大の牧秀悟選手などが表彰を受けた。

牧の年

今年、中央大は2004年以来30季ぶりとなるリーグ優勝を果たした。3年生で4番を打った牧秀悟選手は打率.361、14打点を挙げて満票でのMVPを獲得し、この日、表彰を受けた。

牧選手は、「いいシーズンでした。去年秋は最下位も経験し、いつも下を見て戦っていた。この秋は上を見て戦えたことがよかったです」と話した。中央大は昨年は春・秋ともに1部最下位となり、入れ替え戦で何とか踏みとどまっていた。しかし、今年は春にリーグ2位に躍進すると、秋は完全優勝を成し遂げた。春は加入した1年生の森下翔太選手が爆発し、勢いをつけた。秋は2年生の後藤茂基投手が先発・リリーフで大活躍をし、五十幡亮汰選手が打撃と足、守備でチームを支えた。

その中心にいた牧秀悟選手は、春は打率.400で首位打者、14打点で打点王、2本塁打も放つと、夏の侍ジャパン大学代表でも3年生ながら4番を打って結果を残した。秋も14打点で打点王、MVPの他セカンドでのベストナインにも選ばれた。

来年はドラフト上位候補として注目される。また、東洋大や国学院大、亜細亜大といった強豪のそろう東都1部で、打倒中大として牧選手を抑える事が目標とされ、厳しい攻めが予想される。「来年はマークが厳しくなる。その中でどう1本打てるかの勝負になる。もっと打撃の技術をあげていきたいです」と話した。ドラフトに向けては、「まずはチームが勝つことが優先。その結果、自分の成績につながればいい。来年も勝てるチームを築きあげたい。今はプロを意識せずにいきたい」と話す。

セカンドでこれだけ打てる選手は貴重な存在で、プロからも非常に高く評価されると思う。その中で、春に厳しい攻めの中でどのくらいの活躍を見せるかがポイントとなりそうだ。大学代表でも4番としての活躍が期待され、来年も牧の年にしたい。

中央大は明治神宮大会では初戦で東海大に敗れており、実力はまだまだという所。まだまだチームを高めていく事が必要だ。秋は不調だった森下選手の復活や、期待の北村恵吾選手の成長も必要だし、何より投手は後藤選手以外の皆川喬涼投手や畠中優大投手などがもっとしっかりと投げないといけない。

来年は牧選手、五十幡選手、再来年は皆川投手や後藤投手、古賀悠斗捕手が、そして2022年には森下選手や北村選手などがドラフトで指名されていくと思う。今後も中央大に注目して行きたい。

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来年は最上級生になり、ドラフトも控える。「まずはチームが勝つことが優先。その結果、自分の成績につながればいい。来年も勝てるチームを築きあげたい。今はプロを意識せずにいきたい」と、チームを引っ張る決意を示した。「来年はマークが厳しくなる。その中でどう1本打てるかの勝負になる。もっと打撃の技術をあげていきたいです」とさらなる成長を誓った。

打率・361、リーグトップの14打点を挙げ、満票でのMVP選出とともに二塁手のベストナインにも輝いたバットマンは、「マークが厳しくなっている中でどう1本を打てるか」と早くも来季へ向けて打撃の底上げを見据えた。

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