東都大学野球連盟は理事会を開き、来年の秋のリーグ戦開幕を、例年より1週間ほど遅い9月14日に開幕することを決定した。東京オリンピック、パラリンピックの開催のため。
1日3試合制など継続
リーグ戦は春は4月6日に開幕し、秋は9月14日に開幕することを決定した。今秋は9月9日に開幕をしており、約1週間ほど遅い開幕となる。東京オリンピック・パラリンピックが開催されているための措置となる。
また、今季から導入した1日3試合制とタイブレークについては、今後も継続していくことを決定した。1日3試合制では神宮球場の使用料が約700万円に抑えられたが、売上は4600万円から4700万円と大きな変動はなく、収益面では良い結果となったようだ。
ただし、春のリーグ戦では第3試合の開始が大幅に遅れ、試合が終わったのは23時頃となり、翌日の試合まで選手が2時間半しか寝られず、食事も難しかった事が問題となった。来年は開幕時間を早める、試合時間を早めるなどの対応をしていくことを検討している。
1日3試合、タイブレーク継続の方針 東都大学野球 – アマ野球 : 日刊スポーツ 2019/12/3
タイブレーク制について、瀬尾事務局長は「ベストではないが、やむなしという判断です」と説明した。1日3試合制に続き導入した結果、今秋リーグ戦の神宮球場使用料は今春より約300万円少ない約700万円に抑えられたという。一方で、売り上げは約4600万円~4700万円で大きな変動はなく、1日3試合制とタイブレーク制の併用に一定の効果がみられたようだ。
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