日体大の155キロ右腕・森博人投手が巨人3軍と対戦、西武・日本ハム・ヤクルトなど6球団が評価

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日体大が巨人3軍とプロアマ交流戦を行い、155キロ右腕でプロ注目の森博人投手が4回から3番手で登板した。

最速は147キロ

この日は4回からの登板となったが制球に苦しみ、ストレートは高く抜け、スライダーはひっかけての球が多かった。5回には押し出しの四球で1点を与えるなど2回を投げて3安打4四球1失点という内容だった。

滑りやすいNPB球に対応できていないようで、11日の東北楽天との練習試合でも4回を投げて3失点をしている。「ボールのことを意識しすぎました」と話す。それでも最速は球場表示で147キロ、巨人のスピードガンで150キロを記録し、ストレートで村上選手、山下選手から空振り三振を奪った。「楽天戦よりもボールの強さは出てたし、真っすぐはしっかり押せている手応えもあった。強さは全然負けてないと思います。自分の持ち味である真っすぐの強さとキレは徐々によくなってきてます」と手応えもつかんだ。

この試合には巨人の他、埼玉西武、北海道日本ハム、東京ヤクルトなど6球団のスカウトが視察をし、巨人の原監督も視察をした。

◎東京ヤクルト・橿渕スカウトグループデスク:「ボールの強さが最大の魅力。クロス気味に踏み出すのでボールに角度があり、右バッターは怖いはず。去年12月の大学日本代表候補合宿でも目立っていたし、上位候補に入ってくる。今後の活躍次第では12人に入ってくる」

◎巨人・内田強スカウト:「うちのスピードガンでは最速150キロ。力強い真っすぐはいいものをもっている。試していることもあると思う。」

◎北海道日本ハム・坂本スカウト:「回転数のいいボール」

内容はともかく、ストレートの力や質を評価する声が多かった。

森投手は「プロは行きたいと思っているので、雰囲気を体感できてよかったと思う」と話し、プロのバッターとの対戦を経験したことを喜んだ。日体大は一昨年、松本、東妻投手、昨年は吉田投手が主戦として投げており、森投手はまずはリーグ戦で主戦としてのピッチングができるかどうかが注目される。その壁を乗り越えることができれば、秋のドラフト会議では3位以内での指名という所に入ってくるだろう。

2020年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト
2020年度-首都大学リーグのドラフト候補リスト

視察したヤクルト・橿渕スカウトグループデスクは「ボールの強さが最大の魅力。クロス気味に踏み出すのでボールに角度があり、右バッターは怖いはず。去年12月の大学日本代表候補合宿でも目立っていたし、上位候補に入ってくる。今後の活躍次第では(1位候補の)12人に入ってくる」と評価した。

スタンドでは6球団のスカウトが森の投球に熱視線を送った。巨人の内田強スカウトは「力強い真っすぐはいいものをもっている」と評価。森も「リーグ戦開幕までまだ日がある。焦ってもいいことがない。落ち着いて今できることをしっかりやっていきたい」と前を向いた。

4四球で2回1失点だったが、登板した投手で最速の147キロ。「真っすぐはしっかり押せている」と前を向いた。この日は巨人など6球団が視察。日本ハム・坂本スカウトは「回転数のいいボール」と評価した。

プロ6球団が視察し、巨人・内田スカウトは「うちのスピードガンでは最速150キロ。試していることもあると思う」と冷静に見ていた。

最速155キロを誇る今秋ドラフト上位候補の日体大・森は巨人との交流戦に3番手で登板。原監督や巨人、ヤクルトなどのスカウトが視察する中、2回を3安打1失点に抑えた。

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