かずさマジックの山本晃希投手がプロ相手に3回4K・149キロ、千葉ロッテなど9球団視察

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日本製鉄かずさマジックが北海道日本ハムの2軍と練習試合を行い、注目の155キロ右腕・山本晃希投手が3回2安打4奪三振無失点の好投を見せた。

155キロ右腕

山本晃希投手は182cm82kgの右腕で最速は155キロを記録している。この日はプロとの対戦となったが、7回から登板すると最速は149キロを記録し、3回2安打無失点、4つの三振を奪う力投を見せた。まだ7割程度と、スプリット、フォークなどの縦の変化球を封印してのピッチングだった。

北海道日本ハムの2軍の選手が相手だったが、「初めてプロ相手に投げたけど、自分の力を試す意味で真っすぐ中心で押してみました」と話した。しかし、「無駄な球が多かった。球数を減らすために、ゴロを打たせてダブルプレー取れるようにしないと」と話した。それでも三振を奪われた日本ハムの野村佑希選手(2018年ドラフト2位)は「タイミングが取りづらいフォーム。今日対戦した投手で1番だった」と評価した。

この試合には北海道日本ハムの関係者も含めて9球団のスカウトが視察に訪れた。千葉ロッテの榎スカウトは「元々球威はあったけど、これだけそろうなんて山本君は持ってるのかな」と話し、新型コロナウイルスの影響で他の練習試合などが中止になる中でスカウトが集結し、そこで好投を見せられたことに関心を示した。

日本製鉄かずさマジックで、元千葉ロッテ、メジャーリーガーの渡辺俊介監督は「きょうは楽しくアピールして来いと送り出しただけ。プロと戦える機会は滅多にないですから。だからノーサインです」と話した。今秋のドラフト会議に向け、プロ相手に実力を見せることができ、今年の社会人大会でさらに注目をされることになりそうだ。

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まだ7割ほどの仕上がりだが、この日は149キロを計測。視察に訪れた9球団のスカウトの前で順調な仕上がりぶりを披露した。三振に打ち取った野村から「タイミングが取りづらいフォーム。今日対戦した投手で1番だった」と言わしめた。

本来ならスカウト陣はセンバツ開幕を控え甲子園練習を視察していた。だがコロナ禍で中止に。高校・大学の練習試合も自粛ムードとなり、この練習試合にカウト幹部が集結した。「元々球威はあったけど…。これだけ(スカウトが)そろうなんて山本君は“持っているのかな”」とロッテ・榎康弘チーフスカウトは話した。

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