全日本大学野球連盟は、6月8日に開幕予定だった全日本大学野球選手権を、8月12日から20日に行う事を発表した。
ほとんどの春季リーグ戦が延期
大学野球は、各連盟の春季リーグ戦のほとんどが開幕が延期となっており、6月8日に開幕予定だった大学野球選手権までにリーグ成績を決定する事が困難となっていた。
東京オリンピックが延期となり、明治神宮大会が利用可能となったことから、8月12日から全試合を神宮球場で行う。内藤常務理事は「各連盟は、6月を目指してリーグ戦の日程をつくっていたと思うが、今後は余裕を持って、可能ならリーグ戦をずらし、5月、6月に開催変更が可能になったということです」と話した。
中止の可能性もあったが、内藤常務理事は「各地方の大学は、4年生は春で引退する選手が非常に多い。それから就職活動する。春が最後。そういう4年生に対し、少しでも希望が持てることをということで、大会を中止するのではなく延期にしました」と話した。地方のリーグ戦では春のリーグ戦を最後に4年生が引退をし、就職活動に入る事が多い。また、今後も野球を続けていく選手にとっても、春のリーグ戦でアピールすることで、夏前に内定をもらう事が多く、春のリーグ戦は選手の将来のために非常に重要なものとなっている。
ドラフトへの影響は?
ドラフト的にみると、ドラフト会議前に全国大会が行われることで、選手がアピールする機会はあるものの、夏の甲子園が8月10日開幕予定となっており、日程が完全に重なる形となる。プロのスカウトは甲子園組と神宮組に分かれて見る事になるかもしれず、難しい状況となる。
大学代表は?
また、侍ジャパン大学代表は、大学野球選手権終了後に代表候補が召集され、候補合宿を経て代表が決定し、6月26日にオランダで行われるハーレムベースボールウイークに参加する予定だったが、オランダ野球連盟はハーレム大会を中止することを発表した。
また、8月に中国の西安で開催が予定されている第1回アジア大学選手権についても、現在開催されるかを確認中としているが、もし開催される場合には大学野球選手権と日程が重なるため、参加できるメンバーによる代表チーム結成の可能性もある。

全日本大学野球連盟は2日、都内で臨時常務理事会を開催。選手権の新しい日程を、8月12日開幕、20日決勝と決めた。全試合、神宮球場で行う。東京五輪延期を受け、8月に同球場の使用が可能となった。
内藤雅之常務理事は「26連盟に対して、決定の通知をします。各連盟は、6月を目指してリーグ戦の日程をつくっていたと思うが、今後は余裕を持って、可能ならリーグ戦をずらし、5月、6月に開催変更が可能になったということです」と説明した。ほぼ全ての大学連盟が今春リーグ戦の開幕を延期しており、6月の選手権に間に合うのは厳しい状況だった。
オランダ野球連盟は第30回ハーレム国際大会を中止すると発表した。これを受け、侍ジャパン大学代表を派遣予定だった全日本大学野球連盟は派遣中止を決めた。直前の合宿も行わない。
8月に予定されている第1回アジア大学選手権(中国・西安)は現在、アジア野球連盟に開催可否を問い合わせているという。開催の場合は、全日本大学選手権と重なる可能性があるため、代表監督含めて編成を改めて協議する方針だ。
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