地方が有利に!?今年の大学野球、高校野球

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高校野球の春の大会のほとんどが中止となり、大学のリーグ戦も5月、6月まで開幕を伸ばすリーグが増えてきた。社会人野球は春の大会が軒並み中止となった他、7月の日本選手権も中止となった。新型コロナウイルスの影響が続く中でも、地方の選手が早めに仕上がりを見せている。

都市部では活動再開のめどが立たず

新型コロナウイルスの感染者は、都市部を中心に広がっている。国の緊急事態宣言も東京、千葉、埼玉、神奈川、大阪、兵庫、福岡と都市部中心に出され、愛知なども独自に宣言を出している。

パリーグの球団のスカウトは、「関東地方では、宣言の対象である東京、神奈川などに限らず、群馬、茨城など北関東の学校も活動を休止するケースがある。数班に分けて自主練習を行う一部の学校はあるものの、関東圏の大半の野球部は学校で練習さえできない状況です」と話し、実際にセンバツに出場が決まっていた国士舘高校も「今年は対外試合を行っておらず、寮生は3月中旬に自宅へ戻っている。東京は人口が多く、早めに動かないと逆に動けなくなる可能性を考慮しました」と、チームを一時解散し、選手も自宅に戻っているという。

大阪桐蔭も当初は選手は寮にとどまっていたものの、緊急事態宣言を機にすべての寮生を自宅へ帰省させた。大阪桐蔭の平井教頭は、「本校の野球部の施設は、山の上にありますので、他の方々と接触する機会は少ない。帰省するより寮にいる方が安全ではないかという意見もあり、非常に難しい判断になりました。」と話すが、「少なくとも5月6日まで学校が休校になり、全運動部が活動休止。教員も現在は自宅待機中であることや、緊急事態宣言の期間がどうなるかの見通しが立たないことも考慮し、判断しました」とチームを解散する決断をした。

しかしその中で、高校では沖縄が準々決勝までを行っており、活動を継続しているチーム、活動を再開し始めるチームも出てきている。大学では苫小牧駒大のドラフト1位候補右腕・伊藤大海投手が練習を継続しており、3月末のシート打撃で148キロを記録するなど、順調に仕上がりを見せているという。また八戸学院大のドラフト候補右腕・大道温貴投手も、練習で大台の150キロに到達をした。

野球は基本的な部分は個人vs個人の対決なのだが、やはりチームとしてまとまりがないと試合に勝つ事は難しいスポーツで、チームを解散すると、練習を再開したとしてもすぐに試合に勝てるチームにならない所がある。都市部でのチームの活動再開のめどが立たない中、地方ではチームとしての形を維持しており、全国的に新型コロナウイルスが落ち着き、活動が再開されたとしても、チームとしての仕上がりは地方の方が良いかもしれない。

地方のチームの快進撃が楽しみだが、まずは新型コロナウイルスの感染拡大が収まらなければ夏すら危うい。まずは感染拡大が収まるための行動を引き続き行いたい。

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今秋ドラフト1位候補で最速155キロ右腕・伊藤大海を擁する苫小牧駒大は、現在休校中でリーグ戦の開幕も延期しているものの、部員の外出に制限をかけたり、部の関係者以外は施設内への立ち入りを禁止するなど対策を講じた上で、練習を継続中だ。同校の大滝監督は伊藤について「1日あたり2時間程度の練習ですが、3月末のシート打撃では、148キロをマークするなど、故障なく順調に調整を進めています」と言う。

 同じくドラフト候補である八戸学院大の右腕・大道温貴はつい先日、自身のSNSで、練習で150キロマークしたことを報告した。八戸学院大も苫小牧駒大と同様、学校は休校中ながら練習は継続。コロナ感染者が比較的少ない東北地方の高校・大学では、練習時間を短縮したり、練習内容を簡素化したりしつつも、練習を行っているところが少なくない。セ球団のスカウトが言う。

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