朝日大が無期限活動停止、部員と元部員が傷害致死容疑で逮捕

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朝日大は、野球部の活動の無期限停止と、藤田監督の辞任届を受理したことを明らかにした。

現役部員2人、元部員2人が逮捕

岐阜市内で男性が殺害された事件で、朝日大の現役部員2人、元野球部員2人が傷害致死容疑で逮捕されたことを受け、大学側は現役部員2名の懲戒処分前の自宅謹慎と、野球部の無期限の活動停止を命じた。

また、県岐阜商で2009年の夏の甲子園でベスト4に導くなど、5度の甲子園出場をした藤田監督が2015年から指導をしていたが、辞任届を提出し大学側はそれを受理した。

朝日大は東海地区大学野球連盟に所属し、大学野球選手権に3度、明治神宮大会に2度出場していた。1993年に山田潤投手が逆指名で西武入りし、2016年には松澤裕介選手が巨人の育成ドラフト8位で指名されていた。

大学は野球部の今後について、まずは警察の捜査に協力し、「学内処分や裁判等、今後、当該者に科せられる社会的制裁を見極めた上で対応を決定する」とした。

朝日大は傷害致死容疑で逮捕された現役部員2人に懲戒処分前の24日付で自宅謹慎を命じ、同時に調査委員会を設置。同部に対しては無期限の対外試合を含む、全ての活動を停止することを申し渡した。部の存続については今後、当該者に科される社会的制裁を見極めた上で対応。藤田明宏監督(52)から提出された辞任届を受理したことも発表した。

逮捕者のうちほかの2人も、同部の元部員(19)。24日、現役部員が事件に関与しているとの地元紙などの報道もあり、この日は大学側に地元住民から苦情や問い合わせの電話が相次いだ。中には「野球部なんてない方が良いんじゃ」といった内容の電話もあったという。

藤田監督が大学側に辞任届を提出し、受理された。藤田監督は岐阜城北高を率いて、2006年春のセンバツで4強進出。母校の県岐阜商監督としても、09年夏の甲子園でベスト4入りした。15年から東海地区大学野球、岐阜学生リーグに所属する朝日大の監督に就任。昨秋リーグ戦は2位だった。部は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、6日から活動を中止していた。

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