東京ヤクルトが注目している中京大の147キロ左腕・山本一輝投手に、この日は中日・巨人など4球団6人のスカウトが視察に訪れた。
投球に安定感がある
山本一輝投手は8月29日の1回戦で9回を完投し、この日は中1日で3回戦に先発すると、5回を無失点に抑え2勝目を挙げた。最速は142キロ止まりだったが、「疲れは特に感じなかった。とにかく打たせてとることを心掛けた」と話し、ストレートとカットボールでゴロを打たせた。
貴重な即戦力左腕投手という事もあり、29日には東京ヤクルトの橿渕スカウトグループデスクが視察をしたが、この日は中日、巨人など4球団6人が視察、中日の清水スカウトは「力だけじゃなくて投球に安定感がある。以前に見た時よりも成長していると感じます」と評価すると、巨人の高田誠スカウト参与も「中1日で体はきついと思うが、試合を作れるのは能力がある証拠。球の伸びもいいし、カットボールの制球がいい」と評価した。
実戦的で安定感を見せる左腕投手、即戦力と評価されればドラフト会議では比較的高い順位で指名される可能性もある。
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中日・清水スカウトは「力だけじゃなくて投球に安定感がある。以前に見た時よりも成長していると感じます」と評価した。
▽巨人・高田誠スカウト部参与「中1日で体はきついと思うが、試合を作れるのは能力がある証拠。球の伸びもいいし、カットボールの制球がいい」
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