関甲新大学リーグが開幕し、上武大の155キロ右腕・佐藤蓮投手が9回を締めた。
155キロ右腕
佐藤蓮投手はこの日の常磐大戦では、12-5と点差の開いた9回に登板すると、1回を投げて1安打無失点、最速は148キロを記録し1三振を奪った。
佐藤投手は1年時に150キロを記録し注目されたものの、その後は右ひじを故障し、リーグ戦の登板は出来ていなかった。この夏はチームの活動が休止される中でテイクバックを小さくするフォームに改造すると球速も安定して出るようになり、8月に行われた千葉ロッテ2軍との練習試合で155キロを記録した。
「もっと早くリーグ戦デビューしたかったという後悔もある。プロは中学生からの夢。この秋にやってきたことをぶつけたい」と話す佐藤選手、この日は4球団のスカウトが視察をしたが、今後、プロ志望届を提出する。
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1年夏に150キロを計測するも、右肘の故障で直球の最速は140キロ台中盤に落ち、リーグ戦に登板することができていなかった。
転機はコロナ禍による活動休止期間。テークバックを小さくするフォームに改良するとリリースが安定し、直球の球威が増した。8月に行われた練習試合では自己最速となる155キロを計測し、自信を深めた。
9回、マウンドに上がった佐藤は大きく深呼吸し気持ちを整えると147キロの真っすぐを投げ込んだ。1イニングを投げ1安打1三振、無失点でこの日の最速は148キロ。「相手が真っすぐを狙っていたので変化球中心で投げた」。最後の打者は得意のフォークで空振り三振にとった。
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