関東地区大学野球選手権が開幕し、埼玉西武からドラフト1位指名を受けた桐蔭横浜大の渡部健人選手が、第1打席で特大のホームランを放った。
横浜スタジアム上段
横浜スタジアムで行われたこの日の中央学院大戦、渡部健人選手は2回、先頭打者で打席に入ると、真ん中高めの真っすぐを捉えた打球は、レフトスタンドの最上段まで届く特大のホームランとなった。軽くスイングしてグングン伸びる、ホームランバッターの打球に、「ライナーで全力で走って入ったというのではなくて確信のを。ホームランバッターとして気持ちいい」と話し、打った瞬間からゆっくりとダイヤモンドを回った。
渡部選手は今秋のリーグ戦で10試合で8本塁打を放ち、練習試合を含めて大学通算で45本塁打となった。フルスイングをせずに8割くらいの力でバットを振るのがホームランを打つコツと話す。
この日、ドラフト1位で指名した埼玉西武は、潮崎編成グループディレクターなど3人で視察をしたが、潮崎氏は、「あそこまで飛ばせる打者はなかなかいない。すばらしいですよね。1打席目からしっかり捉えてで結果を出せるのは素晴らしい。ムチャ振りしてないのに打球が飛んでいく。本当にうちのおかわりに似ている感じがする。スケールの大きい選手になってほしいね」と話した。
ドラフト直前でブレークし、ドラフト1位指名を受けたスラッガー。「ドラフト1位だからって大きくならずに謙虚にやっていきたい」としっかりと地に足がついている。

西武潮崎編成グループディレクター(渡部に対し)「すばらしいですよね。きっちり1打席で結果を出せることはいいこと。スケールの大きい選手になってほしいね」
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