来年ドラフト候補・共栄大の小向直樹投手が150キロ記録し、8回3安打10奪三振無失点

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関東地区大学野球選手権では、来年のドラフト候補・共栄大3年の小向直樹投手が150キロを記録したストレートで、白鴎大を8回3安打10奪三振で無失点に抑える好投を見せた。

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「目標はプロ」

小向直樹投手は桶川高校時代に130キロの球を投げていた185cmの右腕投手で、共栄大に進むと入学時に142キロ、3年生までに最速151キロを記録していた。

この日は初回に150キロを記録すると、3回までパーフェクトピッチングを見せる。その後は球威が落ちてきたものの、チェンジアップ、スライダーを巧みに使い、8回まで3安打10奪三振無失点と完成度の高いピッチングを見せた。「相手が強かったので、抑えてやろうという気持ちで投げました。リーグ戦でもないくらいに調子がよく、真っすぐが伸びていて、スピードも出ていた」と話した。

0-0の8回に、球数が125球となったところで降板をしたが、チームは延長タイブレークの10回に、相手の攻撃を0点に抑えて、その裏に1点を奪ってサヨナラで勝利した。

この日は埼玉西武などが視察をしていたが、中日の八木智哉スカウトは「投球スタイルを確立できている。上から叩けていて、真っすぐはもちろんいいが、変化球も途中まで直球と同じ軌道で来て打者の手元で落ちている。日本人というより、海外の選手にタイプとしては近い。枠にはまらない、本当に面白い投手。1年あるので、まだまだ伸びると思います」と外国人投手に近いタイプと評価した。

小向投手は「目標はプロ。まだ体の線が細いので、体作りからしっかりとやっていきたい」と話す。来年はドラフト候補として注目されることになりそうだ。

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視察した中日・八木智哉スカウトは「投球スタイルを確立できている。上から叩けていて、真っすぐはもちろんいいが、変化球も途中まで直球と同じ軌道で来て打者の手元で落ちている。日本人というより、海外の選手にタイプとしては近い。枠にはまらない、本当に面白い投手。1年あるので、まだまだ伸びると思います」と評した。

全国的には無名の存在だが、すでに複数球団のスカウトが注目を寄せている。1年後の進路について「目標はプロ。まだ体の線が細いので、体作りからしっかりとやっていきたい」と意気込んだ。

初回から飛ばした。第1球から150キロを計測すると、2死後の3番にも大台に乗った直球で空振り三振。「伸びもよくてスピードもある程度出ていた」と身長185センチから放たれる角度のあるボールで押し、課題の立ち上がりを乗り切ると波に乗った。

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