関西六大学リーグが開幕し、プロ注目の151キロ右腕・京産大の北山亘基投手が2安打9奪三振で大阪学院大を完封した。この試合には6球団が視察をしている。
145キロ前後
北山亘基投手は最速151キロ右腕、本格派タイプでしなやかさもあり、変化球も織り交ぜて投げる投手としてプロが注目している。
この日の開幕戦では最速は147キロだが、常時145キロ前後を記録し、序盤3回まではパーフェクト投球、4回に2アウト2塁から2つの四球を与えたがそれを抑えると、その後は制球よく投げきって9回2安打9奪三振で完封した。「抑えたい気持ちが強すぎて、体が突っ込みすぎていた。イニング間でメンタルを整えて、1つ1つ集中して投げるように意識した」と話した。
この日はセ・リーグの6球団のスカウトが視察し、阪神は5人態勢で視察をしている。和田TAは「一番の魅力は強いストレートで切れは申し分ない」と評価した。
北山投手はプロ入りについて、「それはチームに貢献し、勝ちに結び付ける延長線上」と話し、まずはリーグ戦での勝利を重ねていく。
182cm80kgが昨年から更に成長した投球を見せられば、実戦派の右腕としてドラフト会議で上位指名にも入ってくるかもしれない。
最終的にはプロを目指すが「それはチームに貢献し、勝ちに結び付ける延長線上」という。
セ・リーグ6球団が視察。最多5人の阪神・和田テクニカルアドバイザーは「一番の魅力は強いストレートで切れは申し分ない」と評価する。
3回までパーフェクト投球。4回2死二塁から2連続四球で満塁とされたが、武器の直球で力ない一飛に仕留めた。「抑えたい気持ちが強すぎて、体が突っ込みすぎていた。イニング間でメンタルを整えて、1つ1つ集中して投げるように意識した」と高い修正能力を発揮し、5回以降許した走者はわずか1人。オープン戦では完投が一度もなかったが「練習でも追い込んでいるので、体力面の心配はなかった。1イニング1イニング積み重ねていけば問題ないと思っていた」と尻上がりに調子を上げ、最速147キロを計測した直球を主体に、三振も9つ奪った。
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