九州六大学リーグが今日開幕する。福岡大は左のスラッガー・井上絢登選手と右のスラッガー・永江大樹選手がプロに注目される。
急成長の永江
井上絢登選手は久留米商出身で、甲子園こそ出場はなかったが福岡屈指のスラッガーとして注目されていた。福岡大に進むと1年春からリーグ戦で活躍し、2年時の大学野球選手権でホームランを放っている。
豪快なフルスイングが持ち味だったが、昨年は打率を求めてややスイングが小さくなっていた。しかし、もう一度見直し、フルスイングが戻ってきた。「社会人の投手からもホームランを打ったし、打球が変わってきた」と手応えを見せている。
体重も5kg増え、飛距離が増した。目標はプロ入りで「神宮で活躍しないと、その先は無いと思う」と話す。リーグを制覇し、大学野球選手権で2年時を超えるようなホームランを打ちたい。
また、永江大樹選手は右のスラッガーで、昨秋は打点王に輝いた。堀監督が「2年まではそれほど目を引くタイプではなかったが、コロナ禍で練習が休止になった期間で体が大きくなり、打撃が伸びた」と、個人の取り組みで成長をした選手と評価している。
昨秋は行われなかったものの、侍ジャパン大学日本代表合宿にも招集されており、「まさか自分が入るとは思わなかった」と話す。まずは福岡大の主将としてチームを引っ張り、打撃でも昨秋と同じく打点王を目指す。
福岡大の左右のスラッガーに注目したい。
福岡大学のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
2025年度-九州六大学リーグのドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
強打の2人、チーム引っ張る 西日本スポーツ紙面 2021/4/10
コメント