148キロの大型左腕・山本晃大投手がプロ入り目指し登板、近大の151キロ左腕・久保玲司投手も好投

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186cm87kgの大型左腕で最速148キロの速球を投げる関西学院大・山本晃大投手が登板した。また近大の151キロ左腕の3年生・久保玲司投手も好投を見せた。

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全国に行ければ

山本晃大投手投手は大型の左腕投手で、今春のリーグ戦で自己最速となる148キロを記録した。大型だが俊足で身体能力も高い選手で、昨年秋から球速が伸び始め、成長途中の投手でもある。

この日は大きく点差の開いた9回に5番手で登板をすると、1四球と1安打で1失点をしたが、186cmからの角度のある球も見せた。変化球もスライダー、チェンジアップの2種類だがまだ精度は良くなく、「角度のある直球が一番のセールスポイントだと思っている」と話す。

関西学院大はエースでプロ注目左腕の黒原拓未投手の活躍もあり、現在6勝2敗で首位を走る。山本投手も「全国に行ければ、進路も変わってくる。そのためには結果を出さないといけない」と話し、全日本大学野球選手権出場をして、プロ入りへのアピールをすることを目標とする。

全国の舞台で見てみたい投手だ。

一方、近畿大は先発した3年生の151キロ左腕・久保玲司投手が、6回1安打8奪三振無失点と、首位の関学大打線を抑えこんだ。片岡大和選手、柴野琉生選手、森田貴一選手などの強力打線が16点を奪い勝利した。

佐藤輝明選手が抜けたものの、久保投手は「今年は佐藤さんはいないですけど、今の打者も負けていないと思っています」と話す。まだ残りのカードもあり、優勝を狙える位置にいる。

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伸びしろは十分だ。昨秋から球速が伸び始め、今春リーグ戦で自己最速の148キロを計測。持ち球はスライダー、チェンジアップと少ないが「角度のある直球が一番のセールスポイントだと思っている」と武器を最大限に生かす。「全国に行ければ、進路も変わってくる。そのためには結果を出さないといけない」と13年秋以来となる優勝に貢献し、進む道も切り開く。

「今年は佐藤さんはいないですけど、今の打者も負けていないと思っています」。先発し6回を1安打無失点に抑えた最速151キロの左腕・久保玲司投手(3年)はそう主張する。

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