金沢学院大・松井友飛投手は3回3失点、11球団視察し広島スカウト「今後良くなる」

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北陸大学リーグでは代表決定戦が行われ、プロ注目の金沢学院大・松井友飛投手が先発したものの、3回5安打3失点と課題の残る投球となった。それでも視察した広島のスカウトが高評価をしている。

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189cm右腕

松井友飛投手は189cm85kgの恵まれた体があり、大学2年時に149キロを記録して注目されるようになった。穴水高校では公式戦で勝利を掴むことが出来なかった無名の投手が、大学で急成長をした。

この日は代表決定戦として、ライバルの福井工大との1回戦に先発で起用された。投球練習で軽く投げた球が144キロを記録、初回も148キロを記録した。

しかし、課題は制球力で、この日も3四死球1暴投でいきなり2失点すると、3回は3安打を浴び、3回5安打3失点で降板した。ピッチングの感覚は悪くなかった。いけるかなと思ったのですが」と話したものの、「決め球が高く浮いてしまった。カウントが悪くなって、ストライクを取りにいったら打たれました」と話した。

この日は11球団のスカウトが視察したが、広島の高山スカウトは「体格がピッチャー向きで魅力がある。まだ、今後も良くなるでしょう」と評価した。

恵まれた体があり、ストレートの威力に目を見張るものがあるが、制球などの課題のある投手としては、今年のドラフト候補では横浜商大の飯田琉斗投手も同じタイプ。昨年のドラフト会議でも上武大の佐藤蓮投手が近いタイプだったと思うが、阪神がドラフト3位で指名している。

素質を評価しての指名となると思うが、スカウトにその可能性を感じさせる投球ができるかどうか。そしてできれば秋までには成績としてきっちりと残すことができれば、指名はより確実になると思う。

まだ全国の道は絶たれていない。今日、明日の福井工大戦で連勝すれば、全日本大学野球選手権出場となる。全国の舞台でその威力ある球を見せることも重要だ。

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高校時代は全くの無名投手だったが、大学入学後に急成長。今季は多くのスカウトが視察し、この日はプロ11球団がチェックした。広島の高山スカウトは「体格がピッチャー向きで魅力がある。まだ、今後も良くなるでしょう」と期待を込めた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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