プロ志望届を提出している金沢学院大の松井友飛投手と長谷川威展投手に、それぞれプロが注目をしている。
北陸NO.1投手
松井友飛投手は190cm86kgの大型右腕投手で、大学1年時から体の大きさと球の力が注目されていたが、昨年秋からのトレーニングで体重を8kg増やし、8月の伏木海陸運送とのオープン戦で150キロを記録すると、それ以降は安定して150キロ台を記録しているという。
春の投球を見ても、粗さを感じさせなくなっており、素晴らしい投手だと感じさせた。「北陸NO.1」と評価され、11球団から調査書が届いているという。松井投手は「就職を勧めていた両親も、今は見守ってくれている。プロになって家族へ恩返ししたい。ストレートはプロでも通用する自信がある。指名されれば、どこの球団でも行く」と話し、ドラフト会議での指名を待つ。
左のサイドハンド
長谷川威展投手は左のサイドハンド投手。花咲徳栄時代はチームは甲子園で優勝をしたものの、ベンチ入りできずにスタンドから応援をしていたが、大学ではその特徴を生かし、また球速も140キロ後半を記録して力強さを増した。
視察したスカウトも「左サイド投手の需要はある」と評価し、下位候補に挙げているといい、長谷川投手もプロ入りを熱望する。
春の感じでは松井投手は指名されると思われ、かなり高い順位での指名の可能性もありそうだ。長谷川投手はもう少し何かがほしいという感じだった。秋はさらにアピールをしたい所だが、貴重な左のサイドハンドとして育成指名を見ている球団もあるかもしれない。
大学では2015年に巨人に育成8位で指名され、2年間プレーした長谷川潤投手がコーチをしているが、「プロは厳しい世界だが、松井も長谷川も力はある」と話す。角尾監督も「チームを引っ張ってきた二枚看板が一緒に指名されることを願うだけ」と二人のプロ入りを期待する。

松井は穴水町出身で、190センチ・86キロ、右投げ・右打ち。穴水高時代は未勝利で、大学に入って力を伸ばした。昨年11月からウエイトトレーニングで強化し、体重は約8キロ増えた。8月のオープン戦・伏木海陸運送戦で初めて150キロをマークして以降、安定的に150キロ台を投げ込むなど伸びしろは十分だ。
「北陸ナンバーワン右腕」の呼び声が高く、プロ球団がドラフト指名の可能性がある選手に送る調査書は11球団から届いており、上位指名の期待も高い。
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