国学院大の福永奨捕手が、駒大戦でダメ押しとなる2ランホームランを放ち、視察した8球団のスカウトにアピールした。
スローイングも評価
福永奨選手はこの日、7−1で迎えた9回に打席に入ると、レフトスタンドに消えるダメ押しの2ランホームランを放った。4回にレフト前ヒット、5回にも左中間を破る2点タイムリー2ベースヒットと、3安打4打点の大活躍をみせた。
先発した下級生の「坂口を楽にさせるかが大事だと思っていた。集中していったし、打てて良かった」と話した。
この日は8球団のスカウトが視察、神宮では中央大の古賀悠斗捕手とともに福永選手にも視線を送っているが、広島の高山スカウトは「バットのヘッドが利くようになったし、守備面ではスローイングが春よりも良くなった」と評価した。また、オリックスの内匠スカウトも「捕手に必要なキャプテンシーが見え、打てることも分かった」と評価した。
ドラフト会議に向けて福永選手は「優勝目指してやっているので一つ一つ勝つことが大事。その先にドラフトがあると思う」と話し、一つ一つのプレーでアピールを続けていく。
10月11日のドラフトまで2週間。上位候補に挙がる強肩強打の捕手について、広島・高山健一スカウトは「バットのヘッドが利くようになったし、守備面ではスローイングが春よりも良くなった」と高く評価する。「優勝目指してやっているので一つ一つ勝つことが大事。その先にドラフトがあると思う」と福永。全力プレーの先に、明るい未来がある。
横浜高時代には1学年上の楽天・藤平とバッテリーを組んだ。視察したオリックス・内匠スカウトは「捕手に必要なキャプテンシーが見え、打てることも分かった」と高く評価。

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