亜細亜大で最速150キロのエース・青山美夏人投手が、9回140球を投げて1−0で完封勝利を挙げた。
生田監督も「敬意」
青山美夏人投手は最速150キロの速球を投げ、プロも注目するドラフト候補。昨年までは主にリリーフで登板し、140キロ後半の速球を投げていたが、今年は開幕戦で先発すると、3回戦のこの日も先発し、エースとして登板している。
駒大との開幕カード、1回戦は先発すると6回を投げて7安打10奪三振2失点で勝利投手、107球で降板していた。そしてこの日の3回戦に先発すると、9回140球を投げて、7安打6奪三振で無失点、完封で勝利を挙げた。
最速は145キロ、初回から1アウト1,2塁のピンチを背負うも切り抜けた。「何回もピンチがあって、なんとか踏ん張って結果につながった。要所で攻めることができました」と話す。
この投球に生田監督も「1戦目を投げて、3戦目も投げるのがエースだと話していた。彼のガッツ、気持ちの強さに敬意を表します」と話し、エース・青山を評価した。
今年はエースとして、先発として、球速を少し抑えながらの投球をしている。制球を含めて良い投球をしているが、さらに成長して出力がもっと高い中での先発の投球もみたい印象もある。
クローズ気味にステップし、バランスも良く余力を残しながらも強い球が投げられる青山投手、スカウトはプロでリリーフでの活躍のイメージも持ちながら見ていると思うが、来週以降、神宮での登板で多くのスカウトが注目することになりそうだ。

この日は最速145キロをマークした直球とツーシーム、今オフに取り組んだカットボールを有効につかい、9回を140球で被安打7の6奪三振。球数は多かったが、スタミナは切れなかった。冬には、走り込みや投げ込みに重点を置いた。1週間のうち5日は、1日200球を投じていた。「投げ込みの成果が出たと思う」と納得の表情。

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