146キロ右腕の後藤晟投手が、伊藤大海投手に誘われて入学した北洋大で復活のマウンドに立つ。
昨春に右肘靱帯損傷
後藤晟投手投手は松本国際高校出身で、2018年に苫小牧駒大のセレクションに参加すると、大学2年生だった伊藤大海投手(2020年・北海道日本ハムドラフト1位)に「一緒に野球やろうよ。残り2年ぐらいしかいないけど、そこで教えてあげるから」とLINEメッセージをもらい、入学を決めた決め手になった。
入学してからは監督が「金魚のフン」と話すほどに伊藤投手と行動を共にし、伊藤投手の卒業する2020年秋は「チームのためというより、お世話になった大海さんのために投げた」と2年生ながら4勝で防御率0.33を記録し、伊藤投手の2勝、防御率0.55を上回る成績を残した。
最速も145キロを記録し、伊藤投手の後継者だったが、伊藤投手が抜けた2021年に春に右肘靱帯損傷をしてしまう。それから1年間は完全菜食主義などで体重を10kg落としてから、じぶんのベストの体重である81kgを見つけ出し、昨年12月にはPRP(多血小板血漿)療法で右肘の治療をした結果、3月には完治して札幌大谷大との試合で6回1安打無失点の投球を見せた。
北海道六大学リーグは23日に開幕する。後藤投手がエース復活の投球を見せるか、祖先は東農大北海道と対戦する。

長野・松本国際高3年時に受けた北洋大のセレクションで、当時2年生の伊藤と出会った。「一緒に野球やろうよ。残り2年ぐらいしかいないけど、そこで教えてあげるから」とLINEでメッセージをもらったことが進学の決め手になった。入学時から常に行動を共にし、指揮官も「金魚のフン」と話すほど。20年秋のリーグ戦では二枚看板を形成し、「チームのためというより、お世話になった大海さんのために投げた」。2勝(防御率0・55)の伊藤を上回る、4戦4勝、失点わずか1(防御率0・33)の内容で最優秀投手賞とベストナインのタイトルを獲得した。
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