日本体育大の151キロ左腕・矢澤宏太投手が帝京大戦に先発し、最速150キロを記録した。
投球フォーム改良中
プロ注目の二刀流・矢澤宏太選手は、ここまで3勝を挙げたもののチームの優勝の可能性はなくなり、その先に向けた投球フォーム改良に着手した。「いつもは7歩だったんですが、練習では5歩半に。試合では6歩、6歩半に変えています」とステップ幅を狭くしている。
まだフォームが固まっていない状況でのこの日の登板に「もっとひどい投球になるかと思ってました」と話したが最速は150キロを記録、「今までは、しっくり来た中でスピードが出てた。今は感じが悪い中でスピードが出てる。これはどんどん良くなっていくんじゃないか」と手応えを見せた。
この日は6回6安打5奪三振4失点、打撃では2番を打ち3打数ノーヒットで、降板後に外野の守備につくことなく退いた。
この日は3球団のスカウトが視察したほか、侍ジャパン代表の栗山監督も視察し、「シーズン終盤で疲れもある中、ボールがコントロールしきれていなかったけど、そういう時にどうやって結果を出すか見させてもらった。両方やることで野球勘が出る。それは成長の大事な要素で見ていてワクワクさせてくれる選手。楽しみです。」と評価した。
これから夏を経て、秋の矢澤選手の活躍が注目される。投手としてはもちろん、今季はやや不調だった打撃でも結果を残し、二刀流として秋のドラフト会議を迎えたい。

着手して約2週間。「もっとひどい投球になるかと思ってました」と、感触はまだ悪い。その中での150キロに「辻コーチと『今までは、しっくり来た中でスピードが出てた。今は感じが悪い中でスピードが出てる。これはどんどん良くなっていくんじゃないか』と話しました。この先のためにやっていきたいと思います」と、手応えを感じつつある。





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