神奈川大・神野竜速投手が５回２失点１４９キロ、DeNAスカウト「もっと良くなる」

神奈川大の神野竜速投手が大学野球選手権の流通経済大戦に先発し、5回を投げて4安打5奪三振2失点とまずまずの投球を見せた。横浜DeNAのスカウトが評価をしている。

149キロ

最速152キロの速球を投げる神野竜速投手はこの日、「初回から全力で行く」と気持ちを込めて望んだものの、初回から自慢の速球を安打にされ、「最初はバタついて、自分らしさが出なかった」と話した。

しかし、失点を1点に抑えると2回からはリリースポイントを前に修正し、本来の調子を取り戻した。4回にソロホームランを浴びたものの2つの三振を奪うなど、最速149キロを記録したストレートの力があった。「悪いなりに修正は出来たのかな」と話した。

この投球を視察した横浜DeNAの欠端スカウトは「低めに力強くて魅力のある球を放っている。リラックスして投げればもっと良くなる。楽しみな投手」と評価した。腕の振りが良く、投げる球もキレがある投手で、ドラフト候補右腕として十分評価できる投手だろう。

次戦は明治大と対戦する。この日は5回まで投げた神野投手が、明治大戦で登板しどんな投球を見せるのか注目したい。

身長１８０センチから投じる最速１５２キロの直球が持ち味。ネット裏から視察したＤｅＮＡの欠端スカウトは「低めに力強くて魅力のある球を放っている。リラックスして投げればもっと良くなる。楽しみな投手」と評した。