亜細亜大・青山美夏人投手が８回途中６安打無失点、巨人スカウト部長が高評価

大学野球ドラフトニュース

2022年06月09日

亜細亜大が、東都リーグで6勝0敗のエース・青山美夏人投手の好投で近畿大に2−1で勝利、巨人の水野スカウト部長が高評価を示した。

ドラフト候補対決

この日は亜細亜大・青山美夏人投手、近畿大・久保玲司投手のプロ注目投手対決となり、予想通りの投手戦となった。

青山投手は初回、先頭打者にヒットを許すも併殺にとって3人で抑えると、2回、3回は角度のあるストレートなどで2つの三振を奪った。その後は追い込んでから強いストレートで詰まらせて打たせてとる投球で、7回1/3を6安打4奪三振無四球で無失点に抑えた。

この投球に、視察した巨人の水野スカウトは「東都で6勝0敗の素晴らしい投手。球にキレがあって制球も良く、リーグ戦通りの投球でした」と評価した。

久保投手も8回まで無失点に抑える堂々の投球を見せ、9回に2アウト1、2塁から2点タイムリー2ベースを打たれ、「最後の1イニングで気持ちが出過ぎて、本来の投球ができなかった」と反省したが、素晴らしい投手戦を演じた。

青山投手はまだ力を秘めているようなところがあり、この秋のドラフト会議での指名は確実だが、プロ入り後に今とは違ったスタイルの投手になるかもしれない。

亜大の切り札・松浦V打　ー　スポーツ報知紙面