鹿児島県などで春季キャンプを行っている大学、社会人のチームが、2月23日から3月12日まで鹿児島市など4会場で交流戦を行う「薩摩おいどんカップ2023」の発表が行われた。
川崎選手がアンバサダー
鹿児島で9年間に渡りキャンプを行っている亜細亜大の生田監督が、「9年前と今では、少年少女たちの野球人口が極端に減っています。何とかこれに歯止めをかけるべく、慶大の堀井監督と相談して、交流戦をやってみたらどうだろうという案に達しました」と、きっかけについて説明をした。
この交流試合には他にも中央大、ENEOS、トヨタ自動車、エイジェックが参加し、NPBの球団にもオファーを済ませているという。また大会のアンバサダーにはBC栃木の川崎宗則選手が就任し「我が鹿児島のためにありがとうございます。まさしく百聞は一見に如かず。鹿児島の野球少年が素晴らしい野球を見られたら、もっと野球が好きになる」と話した。
春はプロだけではなく、大学、社会人のチームも沖縄や鹿児島でキャンプをしており、2軍などがプロアマ交流戦を行うなどしている。それを一括としてこのような形にし、野球振興のために役立つことができれば素晴らしいと思う。亜細亜大の生田監督は夏のキャンプ地である釧路でもタンチョウリーグを開催しており、春・夏のキャンプをともに地域のために活かしている。
まだ本格的な仕上がりをしている時期ではないが、各チームともドラフト候補がいるチームで、それらの選手をチェックも行えるかもしれない。

鹿児島県などで春季キャンプをする社会人、大学野球の交流戦「薩摩おいどんカップ」の開催発表会見が29日、都内で開かれ、参加する慶大、亜大、中大、ENEOS、トヨタ自動車、パナソニック、エイジェックの監督が出席した。来年2月末から3月上旬にかけて参加チームが鹿児島県内で入場無料で試合をし、野球振興に貢献するのも狙い。優勝を争うものではなく参加チームをさらに募り、プロとの交流戦も計画している。


コメント