日体大・矢澤宏太選手がインタビューで心境語る「ただ椅子に座って指名を待つという感じ」

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日体大・矢澤宏太選手がインタビューを受け、ドラフト会議に向けた心境を語った。

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高校時に指名漏れ

矢澤宏太選手はドラフト会議に向け、「4年間、プロと言う目標に向かってやってきた。自信はある。ここまでいい準備ができたと思う。ただ、椅子に座って指名を待つという感じ」と話し、「12球団どこでも大丈夫」と話した。

支えてくれた家族についての思いについて聞かれると、「高校3年のドラフト会議後に父が亡くなった。自分のプロ入りを楽しみにしてくれていた。」と話し、指名漏れした当時の事を話すと、「母は毎試合、来てくれて見守ってくれている」と話した。

二刀流

二刀流については、「大学3年の春から本格的に投げ始める計画だった。それまでは野手として試合に出ながら投手としての体作りをしていた。一つに絞るという考え方はなく、ただ、野球というスポーツで投手をやったり、打者をやったりしているだけ」と話した。

二刀流で活躍する大谷選手と比較されることが多いが、「みんなが注目する中で結果を出していて、スター選手なんだなと思う。二刀流という形は一緒だが、僕は僕でやっていきたい」と話し、理想の選手として「投手であれば三振を取れる投手に。野手としては肩と足を生かす。小さくまとまらず、強いスイングを大事にしたい」と話した。

そしてプロでの目標について、「指名していただく球団の器用方針があるので、具体的なイメージはまだ出来ていない」としながらも、「今なら佐々木朗希選手が投げる試合、村上宗隆選手の打席はたくさんの人が見ている。この選手を見たいと思ってもらえるように自分もなりたい」と話した。

打者としても俊足はもちろん、鋭いスイングで大学1年時から打球速度が速く圧倒的だった。そして投手としても左投手としては150キロを超すストレートと消えるスライダーで、大学生でトップクラスの投手となった。

ドラフト会議では1位で消えることになると思うが、プロ入り後が非常に楽しみだ。

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