東海地区・北陸・愛知3大学連盟の王座決定戦は代表決定戦が行われ、名城大が皇学館大に3-1で勝利し、明治神宮大会出場を決めた。ドラフト候補だったが指名されなかった野口泰司捕手が気持ちを語った。
「切り替えは野球でしか」
この日4番で出場した野口泰司捕手は4打数ノーヒットだったものの、同学年の真田拓投手や来年のドラフト注目投手・松本凌人投手をリードし、皇学館大を1失点に抑えて勝利した。ただし出場だけでは満足しておらず、「神宮優勝しか目標はない。スタートラインに立てた」と話した。
野口選手は、下級生のときから大学野球選手権などで持ち前の強打を見せ、打撃のある捕手として注目されており、昨年12月の侍ジャパン大学代表候補合宿や今年6月の候補合宿にも参加して代表を勝ち取っていた。
今年は即戦力捕手が少ない中で、春先にはプロ球団が上位候補に名前を挙げるなど注目されていたが、10月20日のドラフト会議では指名が無く、安江監督も「メンタルに来ていると思う」と心配をしていた。
しかし、野口選手は「切り替えは野球でしかできない。」と話し野球では自らのプレーを行って切り替えをしている。そして、「スカウトの人たちに、取っておけば良かったと思わせるプレーを神宮でしたい」と強気を見せた。
名城大は松本凌人投手が来年のドラフト候補として注目されており、明治神宮大会の注目チームの一つとなる。



「4番・捕手」で出場した名城大・野口泰司(4年・栄徳)は4打数無安打だったが、守備で真田と松本をリードし、神宮大会出場に導いた。「神宮優勝しか目標はない。スタートラインに立てた」とうなずいた。有力候補に挙がっていた20日のドラフト会議で指名がなく、安江監督は「メンタルにきていると思う」と心配するが、野口は「切り替えは野球でしかできない。スカウトの人たちに『取っておけば良かった』と思わせるプレーを神宮でしたい」と負けん気をのぞかせた。
コメント