明治神宮大会では明治大vs関西大の対戦が行われ、関西大は4年生の鷲尾昂哉投手と3年生の有馬諒捕手のバッテリーが8回3安打13奪三振2失点の好投を見せたものの、1−2で敗れた。ともに将来のプロ入りを誓う。
思い描いていた投球
来年のドラフト候補の捕手・有馬諒選手は、この日の鷲尾昂哉投手の投球について、「理想の投球だった。思い描いていた通りのリードができた」と話した。
鷲尾投手は長身の右腕投手で、しなやかな腕の振りからキレの良い球を投げる。この日は立ち上がりに内野安打と犠牲フライで2点を失ったものの、その後は明治大打線から5者連続三振を奪うなど、8回3安打13奪三振2失点の快投を見せた。
それでも初回の2失点が響き、初戦突破とはならなかった。「課題だった立ち上がりでつまずいてしまって悔しい。でも、素晴らしい大会で最後に投げられてうれしい。」と話した。
今後は社会人野球でプレーを続ける鷲尾投手、「社会人で活躍して、2年後にプロに行くつもりでやっていきたい。」と話し、2年後のプロ入りを目標とした。
また、捕手の有馬選手は鷲尾投手の好リードに、5番バッターとしても2安打を打ち、明治大に食い下がった。「何とかチームを勝利に導きたかった」と話し、「そこまで差ははないと感じたけど、何かが足りなくて負けている」と受け止めた。
近江高校で2年生バッテリーとして甲子園で活躍を見せたが、西濃運輸に進んだ林優樹投手は今年、東北楽天からドラフト6位指名を受けてプロ野球選手になる。「上の世界で待ってる」と連絡を受けており、「プロで通用する投手になったんだと感じていた。1年早いですけど、上で待っていてほしい。プロを目指して関大に入学した。プロになりたいと思っている」と話し、来年、プロ入りを目指す。




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