東都リーグ2部では専修大の西舘昂汰投手が、延長11回に自己最速を更新する152キロを記録した。
敗戦投手も
東農大戦で先発した西舘昂汰投手は、力のあるストレートを軸に、変化球をポイントで使う投球で、延長10回までを4安打無失点に抑える好投を見せた。しかし、味方打線も東農大3年の長谷川優也投手に無得点に抑えられ、延長タイブレークは11回に突入した。
11回、西館投手は気迫を込めて投球で、自己最速を1キロ更新する152キロを記録する。しかし4本のヒットを浴びて3失点し逆転で敗れた。「内容どうこうより、勝ちにこだわってやっている状況。これを、ただの負けにしてはいけない」と悔しがった。
この日は東洋大の細野投手が登板し、この西館投手にもスカウトの視線が集まった。視察した東北楽天の愛敬スカウトグループマネージャーは「真っすぐの質が良く、変化球も低めに決めていた。背が大きいし伸びしろを感じる」と評価した。
「スライダー以外の変化球がカウントに余裕があるときしか使えず、真っすぐに絞られてしまったので、もっと使える球種を増やさないと」と話した西館投手もまだまだ伸びしろがある投手で、ドラフト会議では現時点で3位から5位くらいで指名し、プロ入り後に変化球を覚えて1軍先発ローテに入る、というようなイメージができる。
ただし、その将来的なイメージを更に高く評価すれば、2位くらいで指名されてもおかしくない。
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【大学野球】専大のドラフト候補・西舘昂汰 サヨナラ負けも自己最速更新の１５２キロをマーク - スポーツ報知
今秋ドラフト候補に挙がる専大・西舘昂汰投手（４年＝筑陽学園）が、延長１１回タイブレークで逆転サヨナラ負けを喫した。
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専大・西舘昂汰は自己新１５２キロも逆転サヨナラ負け 「もっと球種を増やさないと」／東都２部
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