6月5日開幕、大学野球選手権で注目される野手

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月曜日に開幕する大学野球選手権で、注目される野手をまとめます。

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今年のドラフト候補

明治大の上田希由翔選手は東京六大学で打率.372、3本塁打、12打点とどの数字も高い順位をマークしている。通算でみてもコンスタントにホームランを放っているし、3年春から高打率を維持している。サードの守備でも動けており、プロはガンガンホームランを打つタイプではないが、主軸として打点を挙げていく選手になりそうだ。ドラフト2位前後での指名が予想される。

注目されるのは俊足の選手。白鴎大の福島圭音選手は春にリーグ新記録の20盗塁をマーク、打率.500の打撃と共にプロも注目する。また、仙台大の川島優選手も打率.400で首位打者に輝き20盗塁を記録している。青山学院大の中島大輔選手は昨年12月の侍ジャパン大学代表候補合宿に参加し、50m5.98秒を記録して俊足は証明済み。6月の合宿には呼ばれていないが、春は打率.333、5盗塁を記録しており、追加招集は間違いないのではないかと思う。九州産業大の田浦由亮選手も50m5.7秒台の俊足で春は盗塁王となっている。

俊足といえば日体大の松浦佑星選手が注目される。1年時から足が注目され、12月の合宿で参加選手2位の50m5.95秒を記録した。二遊間を守れるという点が価値が高く、評価は高くなってくると思う。二遊間の候補では仙台大の辻本倫太郎選手が昨年12月の侍ジャパン大学代表候補合宿でも1日目に主将に指名され、6月の合宿にも招集されている。4年生の遊撃手として欠かせない選手になっている。近畿大の坂下翔馬選手も一昨年12月の合宿に呼ばれた選手で、高校時から守備力と巧打が評価されている。

東日本国際大の佐々木優征選手は強打の選手だが7盗塁と足も使えるスラッガー。天理大の近藤遼一選手も高校時から強打の一塁手として活躍した選手で、打率.359で首位打者を獲得した。国際武道大の高嵜聖也選手も打率.359の高打率を記録、日本体育大の重宮涼選手も打率.389で首位打者、2本塁打のパワーもある。

中部大の捕手・佐野大陽選手は俊足が注目されていたがこの春に4本塁打、どんな打撃か注目したい。大阪公立大の大西優佑選手も打率.444で首位打者&12打点のポイントゲッター。西南学院大の福島悠介選手は春に最多打点とMVPに輝いた。平野隆斗捕手は安定したリードが持ち味の捕手。

下級生

下級生の注目はやはり明治大3年の宗山塁選手。ショートで昨年秋に4本塁打を放ちMVPに輝いた。今春は打率.294、0本塁打、5打点と成績はあまり良くなかったが、ショートで打撃でも活躍できる選手として、非常に貴重な選手であることは変わりない。また同じ3年の飯森太慈選手が打率.426で首位打者に輝き、素晴らしい足を活かすことができる選手。

宗山選手とともに注目されるのが大商大3年の渡部聖弥選手、1年時から高い打率を残し、すば抜けた打撃センスを見せている。この春は不調だったものの、6月の合宿には呼ばれていて、外野手の候補として貴重な存在となっている。また、大商大3年の福島大輝選手は12盗塁で盗塁王となっており、こっちの福島選手の足にも注目したい。

青山学院大3年の佐々木泰選手も期待される。1年春にいきなり4本塁打を放って注目されると、1年秋も2本塁打を放ち、井口資仁超えも期待された。昨年は春秋通じて1本のみだったが、今春は2本塁打で上昇ムードもある。リーグ通算9本塁打をどこまで伸ばすか注目されるが、この大会でも一発を期待したい。高打率の3年・西川史礁選手、2年・小田康一郎選手も注目される。

3年生では、富士大の佐々木大輔選手が3本塁打、打率.533で2冠、桐蔭横浜大の加田拓哉選手も3本塁打を放っておりパワーがある。中部大の清水智裕選手が3本塁打と17打点を記録しており、同じく村木陽亮選手が打率.469で首位打者となっている。花園大の櫻田大和選手も打率.447を記録している。

仙台大の小田倉啓介選手は霞ケ浦高校時からショートとして高い守備力を見せており、辻本選手の後継者として来年はショートとして注目されそうだ。中部学院大の田中恵亮選手は10盗塁を記録し盗塁王と足が注目、近大の白石晃大選手は強肩の外野手で打撃に力がある。広島経済大の寺本聖一選手は2020年に行われたプロ志望高校生合同練習会で活躍しプロも注目した。この春は2本塁打を放っており存在感がある。九州産業大3年の菊池壮真選手は打率.419で首位打者に輝いた。

2年生では12月の合宿に参加した野間翔一郎選手が足はもちろん、スラッガーとしての素質が高い選手だと思う。東日本国際大の須貝将希選手が首位打者とMVPに輝き、福井工大の1年生・向嶋大輔選手もその打撃が期待される。花園大2年の廣部嵩典選手は打率.448で首位打者、県岐阜商時から注目されている選手。

環太平洋大2年の吉田隆希選手も打率.365、9打点、4盗塁と打撃と足がある。高知工科大2年の原駿太選手は打率.512で首位打者、パンチ力と外野の守備範囲も注目される。

注目点

全体で見ると、ドラフト上位級の4年生は明治大の上田選手。また3年生の明治大・宗山選手と大商大の渡部選手ということになりそう。また、俊足外野手として、白鴎大の福島選手、仙台大の川島選手、青学大の中島選手、九産大の田浦選手といった注目選手が出てくる。日体大の俊足内野手・松浦選手も含めて注目されそうだ。

二遊間の選手でトップクラスの辻本選手、松浦選手、坂下選手が出場しており、プロの視線が集まりそう。逆にスラッガータイプの選手は多くない印象で、神宮や東京ドームでホームランを放ち注目される選手が出てきそうだ。

捕手も現時点でこの選手というのはなく、大会では二塁送球も計測される事で、ぐっと名前が挙がってくる選手がいるかもしれない。

大学野球選手権(2023)の出場大学の紹介
大学野球選手権大会(6月5日~11日)に出場するチームと、主な注目選手を簡単にまとめます。
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