青学大の153キロ右腕・下村海翔投手が6回1失点好投、巨人の桑田氏やヤクルト・中日の幹部クラスが評価

中日ドラフトニュース 大学野球ドラフトニュース 東京ヤクルトドラフトニュース 2023年ドラフトニュース 巨人ドラフトニュース

大学野球選手権では東都王者の青山学院大が登場し、注目の153キロ右腕・下村海翔投手が国際武道大を6回4安打1失点に抑える好投を見せた。12球団のスカウトが視察し、巨人の桑田ファーム総監督や東京ヤクルト、中日の幹部クラスが評価した。

スポンサーリンク

血豆

青山学院大で春にエースとしてチームを優勝に導いた下村海翔投手、この日も最速151キロの威力あるストレートを投げ、スライダーで打ち取ってゆき、リーグ戦ではあまり投げていなかったフォークボールも使って抑えていく。

しかし3回、投球時に中指に血豆ができ、「気にしてしまい、バランスを崩した。爪が割れたり、足がつりそうになったりと、普段にはない疲労感がありました」と、本調子ではなかった。6回まで97球を投げて4安打6奪三振1失点に抑えたものの、試合後には「納得がいかない。こんなもんじゃない。」と反省の言葉で投球を振り返った。

それでもこの日視察した12球団のスカウトからは、

東京ヤクルト・小川GM:「完成度が高い。制球が安定しているし、球そのものの精度も高い。ゲームを作る能力という意味では評価は高い」

中日・米村シニアディレクター:「力強い真っすぐ、カット、カーブ。どれも素晴らしかった。上位指名でないと、どの球団も取れないと思っているんじゃないでしょうか」

と評価が聞かれ、ドラフト上位候補と評価が定まった。また、巨人は桑田ファーム総監督が視察し、174cmと体が大きくなく「一緒ぐらいだと思う」と自身になぞらえた上で、「非常にいいですね。球質もいいですし、マウンドさばきもいい。バネがあって、非常に楽しみな投手だと思いますよ」と高く評価した。

桑田氏は「発掘と育成は両輪。スカウトの人たちと行動をともにして、コミュニケーションを取っていくということです。一緒に力を合わせて発掘して、育成していきましょうということ」と話し、発掘と育成を共に行っていくと話した。

下村投手も「プロを目指してやっているので注目されているところで投げられるのは僕にとってチャンス」と話した。しかし、「今は個人の結果よりもチームの勝利。チームを勝たせるピッチングを評価していただければ」として、チームを日本一に導くことに集中している。

2024年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
大学野球選手権(2023)の出場大学の紹介
大学野球選手権大会(6月5日~11日)に出場するチームと、主な注目選手を簡単にまとめます。
【全日本大学選手権】青学大・下村海翔150キロ連発 中日幹部「上位指名でないと取れない」 - アマ野球 : 日刊スポーツ
17年ぶり出場の青学大(東都)が、投打にかみ合い8強入りを決めた。ドラフト候補に挙がる最速153キロ右腕・下村海翔投手(4年=九州国際大付)が先発。「全国の舞… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)
【大学選手権】青学大の右腕・下村海翔を巨人・桑田真澄ファーム総監督が視察「非常にいいですね」将来性を絶賛 - スポーツ報知
 V候補の一角・青学大(東都大学)は最速153キロを誇るドラフト上位候補右腕・下村海翔(4年)が国際武道大(千葉県大学)を相手に6回4安打1失点と好投。チームを初戦突破とベスト8に導いた。ネット裏で視
【巨人】桑田真澄ファーム総監督が東京ドームで大学選手権を視察「発掘と育成は両輪」 - スポーツ報知
 巨人・桑田真澄ファーム総監督(55)が6日、全日本大学野球選手権が開催中の東京ドームを訪れ、ネット裏から巨人のスカウト陣とともに、熱戦を見届けた。
青学大8強入り プロ注目の先発・下村は血豆にも負けず力投 巨人・桑田ファーム総監督らも視察 - スポニチ Sponichi Annex 野球
 17年ぶり出場の青学大がベスト8進出。今秋ドラフト候補の最速153キロ右腕・下村海翔投手(4年=九州国際大付)は血豆ができるアクシデントにも耐え、6回4安打1失点と力投。リードを守ってマウンドを降り、「チームが勝てたことが1番ですけど、個人的には全然力を発揮できなかった」と振り返った。
青学大、17年ぶり勝利 6回1失点の下村本文をヤクルト・小川GMが絶賛「真っすぐに力がある」/大学野球選手権
全日本大学野球選手権第2日(6日、東京ドームほか)1回戦4試合と2回戦2試合が行われ、今秋ドラフト候補が好投した。2回戦では過去4度優勝の青学大(東都)は国際武…
青学大・下村 好投6回1失点も血マメできるアクシデント「力が発揮できなかった」/デイリースポーツ online
「全日本大学野球選手権・2回戦、青学大5-1国際武道大」(6日、東京ドーム) 1回戦4試合と2回戦2試合が行われた。青学大は下村海翔投手(4年・九州国際大付)が6回1失点と好投し、視察に訪れた巨人・桑田真澄ファーム総監督をうならせた。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント