50m5.7秒の俊足で、関東第一時代から注目されていた大久保翔太選手(新潟医療福祉大)が、プロ志望届を提出することを明言した。
春は出塁率4割超えで成長
大久保翔太選手は「育成でも何でもプロにつながれば」と話し、プロ志望届を提出することを明言した。
50m5.7秒の足は高校時代から注目されているが、鵜瀬監督は「強みは野球勘にあると思っている。どの塁にいても危険な存在。試合を動かせる力がある」と話し、大久保選手も「相手守備の隙を突いたり、ひと安心したところを狙う。走塁で流れを持って来て、勝利に導ければと思ってプレーしている」と話す。
ただ速いと感じるだけでなく、走塁に鋭さがある感じが以前からしていた。一塁にいても常にピリピリしている感じで、稲妻のような感覚を大久保選手には受ける。怖いランナーだ。
俊足の選手には高い出塁率も求められるが、この春はミート力とスイングの強さが増し、39打数15安打で3本の長打を放った。打率.385、出塁率は.400を記録、「内野安打だけじゃないことは証明できた。秋はこれに加えて状況に応じてセーフティーとか混ぜて相手にとって、もっと嫌な存在になりたい」と話す。
この秋は「プロが最大目標なので、もちろん意識はしますけど、まだ1回も勝てていない上武大に勝ちたい。その思いも強いです」と話し、リーグ覇者の上武大打倒を目指す。春は白鴎大の福島圭音選手が20盗塁を記録し、その数の多さで注目を集めたが、秋は大久保選手にも数でアピールしてほしい。
高校時代から見ているスカウトは間違い無くいると思う。ドラフト会議では下位、または育成での指名になるかもしれないが、プロ入りしてから非常に楽しみな選手になるだろう。

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