近大・坂下翔馬選手「自分もそこに並べるように」、プロ入り目指しアピール

関西学生リーグでは近畿大が14-6で京都大に勝利、春のリーグ戦でMVPに輝いた坂下翔馬選手が、この日は4打数1安打だった。

今季初安打

坂下翔馬選手は春のリーグ戦で打率.419を記録し、優勝に大きく貢献したMVPを獲得した。この秋も1番ショートで出場すると、京都大1回戦ではヒットが打てず、この日、初安打を記録した。「初戦打ててなかったので、今日は1本出したかった。積極的にいった結果だと思う」と話した。

打撃の良いショートとしてプロも注目する。「同じ歳のプロも多いですし、自分もそこに並べるように。この秋は結果を求めていきたい」と話す坂下選手だが、下級生のときに三遊間を守った阪神・佐藤輝選手を「大学時代から努力を表に見せず、夜中にバットを振っているような人」と話して憧れる。

高校時代から注目されていた遊撃手だが、現段階ではドラフト候補として大きく取り上げられる感じではない。それでもこの秋にアピールを続けて、あこがれの人に近づきたい。