中央大の西舘勇陽投手は、東洋大を相手に8回9安打8奪三振2失点の投球を見せた。中3日の登板で調子は良くなかったが8回まで1失点に抑える好投に、北海道日本ハムのスカウト部長が評価している。
全体を見て
北海道日本ハムの大渕スカウト部長は西舘勇陽投手について、「ゲーム全体を見てピッチングができている。投球スタイルにも成長を感じる」と評価した。
西舘投手は13日の日大3回戦で9回100球で完投していたが、中3日のこの日も先発すると、ランナーを許したものの8回まで1失点と好投した。9回に先頭から連打を浴びてノーアウト1,3塁となった所で降板し、その後に登板した投手が同点に追いつかれた。試合は延長10回にサヨナラ負けし、優勝の可能性はなくなった。
西舘投手はクイックのフォームから強いストレートとカットボールなどをコントロール良く低めに集めることができ、春はランナーを背負ってから痛打されることが多かったが、今季はしっかりを抑える投球ができるようになった。
「中3日であんまり調整もできない中での登板だったが、悪い中でもピッチングができた」と話す。ドラフト会議については「ドラフトは全然考えていない。疲れはありますが、明日勝てるように」と話し、リーグ戦1部残留に集中する。
ドラフト会議では1位指名は確実で、単独1位指名を狙う球団が指名を公表して他球団の動きを待つような感じになると思う。状況次第で重複の可能性もありそうだ。

10月26日には運命のドラフト会議を控え、この日も12球団のスカウトが一挙手一投足を見守った。日本ハムの大渕スカウト部長は「ゲーム全体を見てピッチングができている。投球スタイルにも成長を感じる」と評価した。

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