星槎道都大で150キロの速球を投げ、広島にドラフト3位で指名された左の滝田一希投手と2枚看板として活躍した伊東佳希投手が東京ガスに進むことがわかった。
2年後にプロに行くから
伊東佳希投手は173cm76kgの右腕投手で、最速は150キロを記録する。昨年秋のリーグ戦でノーヒットノーランを達成するなど星槎道都大の主力投手として活躍をしてきた。
プロ志望届を提出し、滝田投手と共にドラフト会議での指名を待ったが、伊東投手の名前は呼ばれなかった。東京ガスの練習会に参加して内定を得ており、下位で指名の可能性はあったものの、「技をもっと上げてからプロに行っても遅くないという判断で、縛らせてもらった」と順位縛りで臨み、指名漏れとなった。「1年間思ったような投球をできなかった。自分は今年じゃない」とすでに気持ちは切り替えている。
それでも、滝田投手が広島にドラフト3位指名をされた時は「いいなと思いましたね」と話した。そして、「2年後、行くからね」と2年後にプロ入りすることを伝える。そして、「東京は北海道に比べてレベルが高い場所。そこでもまれて、2年後には滝田を抜かしたい」と新たに決意をした。
2021年の都市対抗野球で優勝をするなど力のある東京ガス、皆川投手などドラフト候補として注目される投手もおり、伊東投手の他にも力のある投手が入りそうで、まずはチーム内の競争に勝つことが必要となる。伊東投手は「僕が先発として一勝でも多くさせられるような投手になってみせる。2年後ドラ1が目標」と力強く宣言した。
イメージ的に、東京ガスの大エースとして活躍する、168cmで154キロの速球を投げる臼井投手に近い感じがする。臼井投手もプロから注目されたが、伊東投手は臼井投手を上回る投球を見せ、2年でプロ入りを果たしたい。
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