来年のドラフトが楽しみな選手〜高校生投手その2・清水大暉投手・前橋商〜

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来年のドラフト候補として注目したい選手、高校生投手を数回に渡って紹介しています。今日は前橋商・清水大暉投手。その1・川勝空人投手

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スケール最大・清水大暉投手

清水大暉投手・前橋商

佐々木朗希投手に近いスケールを持っていると思わせるのが前橋商・清水大暉投手だ。190cm85kgの長身から、足を高く上げて投げる佐々木投手に似たフォームで投げる。今年春にリリーフで登板し140キロ後半を連発すると、夏の群馬大会では初戦の高崎戦で登板すると、準々決勝の前橋育英、準決勝の樹徳、決勝の桐生第一でリリーフで登板し、4試合を投げて8回5安打10奪三振1失点の成績を残し、甲子園出場に大きく貢献した。

注目された甲子園では、クラーク記念国際戦で群馬大会と同じく8回から登板をしたものの、制球が定まらずに3安打2四球で5失点(自責点は1)で2/3回で降板し、その力を見せられなかった。ベストピッチは準々決勝の前橋育英戦で、2回ノーヒット3奪三振と圧倒的なピッチングだった。決勝の桐生第一戦では力は見せたものの、前橋育英戦の6割くらいの状態だったと思う。

まだ変化球の精度も高くなく、ほとんどストレート一本の投球となっている。それでもストレートは角度をつけてある程度低めに抑えられている。まだ下の力がもう少し、モーションのキレももう少しではあるが、下半身が更にしっかりと鍛えられて土台が安定すれば、来春には150キロ台を連発する投手になりそうで、佐々木朗希投手が3年春に見せた圧倒的なピッチングを、清水投手も見せてくれるかもしれない。

評価的には2021年ソフトバンクドラフト1位の風間球打投手みたいな感じで、変化球、そしてスタミナなど課題もまだまだ多いが、大器晩成、高い素質を評価されてドラフト上位24人の中に入ってくるのではないかと思う。

2024年度-高校生投手のドラフト候補リスト
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