侍ジャパン大学代表候補合宿2日目、練習試合3試合を終えて投手の評価

2025年ドラフトニュース 2024年ドラフトニュース 大学野球ドラフトニュース 侍ジャパン

松山市の坊っちゃんスタジアムで行われている侍ジャパン大学代表候補強化合宿は2日目のこの日は、紅白戦が3試合行われ、全ての投手・野手が登場した。

スポンサーリンク

投手

成績一覧(紅白戦試合順)

※変則ルールにより1イニング25球制限があり、25球を投げた時点でチェンジとなった。
※第1試合の金丸投手の投球時はスタジアムの球速表示が初回は表示されておらずマイガンによるもの。

投手名大学球速安打奪三振四死球失点
浅利太門明治大1491回2/32210
金丸夢斗関西大1521回2/32202
吉鶴翔瑛法政大1472回1020
山口塁国際武道大②1521回2/32100
佐藤幻瑛仙台大①1532回2210
篠木健太郎法政大1512回0220
徳山一翔環太平洋大1482回2101
齊藤汰直亜細亜大②1432回2212
寺西成騎日本体育大1502回3201
国本航河筑波大②1542回0000
市川祐日本大②1472回3101
佐藤柳之介富士大1482回1411
坂口翔颯国学院大1491回2/30220
中村優斗愛知工業大1572回0100
宮原駿介東海大静岡1472回4225
木口永翔上武大①1481回2/32121
稲川竜汰九州共立大②1521回2/31330
東田健臣駒澤大1461回2/32010

評価

中村優斗投手は下半身が非常にがっしりしていて上体が楽に投げられる中で157キロを記録、133キロ前後のスライダーも曲がりが大きく、シュート的な球、フォーク的な球もあったように見えた。変化球を磨けば歴代の大学生投手の中でも屈指の投手になってくるかもしれない。稲川竜汰投手は中村投手に似ており、制球も含めて1年間磨けば来年の合宿では中村投手のような投球ができそうだ。

中村投手の次に評価するのは金丸夢斗投手、寺西成騎投手、国本航河投手、佐藤幻瑛投手の3人で、金丸投手は映像で見る以上の豪球派の感じで、体と腕の振りがしっかりと連動し、常時148キロ前後の球を投げる。寺西投手はゆったりとしたフォームからぐっと貯めをつくって投げ、ストレート、変化球共に一級品でドラフト1位指名される投手だろう。国本投手の低めの思い速球はバットをへし折り内野ゴロを打たせる。まともに飛ばせない威力を持っていた。佐藤幻投手も150キロ台のストレートにスライダーも大きく、142キロくらいの変化球も良かった。この二人は再来年以降に注目されることになりそうだ。

佐藤柳之介投手は成瀬選手のように腕を小さく見せてから伸ばして来る感じ、フォークボールも切れがある。力むとキレがややなくなり痛打されるが、143キロくらいで投げる球が一番良いように思えた。この良い球の球速を147キロくらいに持ってゆきたい。

浅利太門投手は本格派の構えから角度のある球を投げていたが、2イニング目にやや苦しむところもあり、良い投球の状態をもう少し上に上げたい。徳山一翔投手も左の本格派で120キロ台のスライダーで追い込んで148キロのストレートで仕留める。ドラフト上位指名になるためにはもう1段階上げたい所だが、バランスの良さや伸びのあるきれいなストレートを投げる投手で将来が非常に楽しみ。坂口翔颯投手も他の投手と比べると出力はやや足りないと感じるものの、体に柔らかさがあり体と腕の一体感もあった。変化球も含めた総合的な力があり、さすが東都の投手という感じ。

山口塁投手は左腕を高く上げて右腕が出てくるフォームで球は高めに浮かずに150キロ台を記録、独特のフォームを持つ素晴らしい投手で再来年が楽しみ。1年の木口永翔投手もやや横から殴りつけるようなストレートの威力があり、横に曲がるスライダーも魅力だった。

【2024】侍ジャパン大学代表候補強化合宿メンバー
2023年12月1日に行われる、侍ジャパン大学代表候補強化合宿のメンバーが発表されました。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント