立命館大の152キロ右腕・長屋竣大投手と、俊足と打撃が注目される竹内翔汰選手がプロへの想いを見せた。
恩師へ
152キロ右腕として注目されるようになった長屋竣大投手は、浜松開誠館高校時代にたくさんの恩師の影響を受け、投手に転向し、投手として成長した。
元中日の浜松開誠館・佐野監督の父で、元広島の佐野真樹夫氏に投手転向を告げられると、元中日の古池拓一コーチから投手についての指導を受けて、高校3年時には146キロ右腕として注目されるようになった。
そして、臨時コーチを務めていた中村紀洋氏からは、投球前に三塁側を見て投げていたのを「ホームベースを見て投げてみな」とアドバイスを受けると、「とりあえずそれをやってみたら、そんなにコントロールに困ったことが無い」と一気に制球力が良くなったという。
立命館大では高校の時の指導をベースに最速152キロ右腕となった。「リーグでは5勝したい。負けるのは大嫌いなので」と話す長屋投手は、「プロで活躍するのが一番、その方々に喜んでもらえる」と話し、高校時代の恩師たちに恩を返すためにもプロ入りを誓う。
盗塁王へ
竹内翔汰選手は創志学園出身の外野手で、昨年夏前の関西オールスター5リーグ対抗戦で2試合で4安打5打点の活躍をしてMVPを獲得した。打って走れる外野手として注目される。
芦屋市出身で、元旦に甲子園球場の隣の素盞嗚神社に初詣にいくと、プロ野球通算1065盗塁のレジェンド・福本豊氏に遭遇した。参拝後んい共通の知人を介し「プロに行くんで見ていて下さい」と自己紹介すると、同じ中堅手だった福本氏は「いい体つきしてるな。楽しみにしとくわ!」と激励してくれたという。
寮内のジムにこもって体を作り上げているという竹内選手に、周りの選手も「竹内は本気でプロを目指している」と見られている。50m6.2秒の足と広角に打ち分ける打撃で春に成績を残し、ドラフト候補としてプロのスカウトに認知してもらう事が必要だ。


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