侍ジャパンのトップチームが3月に行う欧州代表との強化試合に、明治大の宗山塁選手がリストアップされていることがわかった。
今月中にスタッフ会議開催
3月6日、7日に行われる侍ジャパントップチームと欧州代表との強化試合は、今月中にスタッフ会議が行われ代表選手が決定する。その候補として明治大の宗山塁選手がリストアップされており、代表メンバーに残るかが注目されているという。
侍ジャパントップチームは昨年、WBCで世界一を果たした。しかし、ショートでは源田選手が小指の骨折をしながら出場をし続けるなど、センターとともにトップレベルの層がやや薄い状況を見せていた。そこで侍ジャパン強化委員会は、昨年から10年のスパンで代表選手の強化に着手することを決定している。
代表の井端監督は名遊撃手としてプレーをしていた事もあり、二遊間の選手を代表として育てていくことを考えており、昨年7月には大学代表合宿に臨時コーチとして二遊間の守備を指導すると、12月の大学代表候補強化合宿にも視察をし、宗山選手を「年々上達している。守備は抜いている。どれだけ伸びるか楽しみ」と評価していた。
2026年にはWBCが開催され、2028年にはロサンゼルスオリンピックで野球が復活する。源田選手が今年31歳となることもあり、2026年にはプロ2年目として宗山選手が侍ジャパントップチームでプレーしていることが期待される。
宗山選手も「トップチームに入りたい。いずれはこうなりたいというイメージは持っている」と話しており、明治大野球部の公式サイトでも夢の欄に「侍ジャパンの3番」と書いている。
侍ジャパンは2022年3月の台湾との強化試合でも。立教大だった山田健太選手と、日体大だった矢澤宏太選手の大学生二人を招集する予定だったが、新型コロナの影響で試合が中止となっていた。大学生でのトップチーム選出は非常に注目される。

コメント