国学院大がグラウンド開き、坂口翔颯投手「行くなら上位で」、柳舘憲吾選手「プロ一本で」

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国学院大は1月14日に、大学のグラウンド開きを行った。プロ注目の153キロ右腕・坂口翔颯投手と首位打者の柳舘憲吾選手はともにプロ入りを誓うと、鳥山監督も「ドラフト1位を育てる」と誓った。

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プロ一本

報徳学園出身で最速153キロの速球を投げる坂口翔颯投手は、年末年始に兵庫県に帰省すると、あちこちから「ドラフトはテレビで見ているからな」と声をかけられ、「僕がプロになれば、喜んでくれる人がたくさんいる。あらためて今まで以上に頑張らなければいけない、と感じた帰省でした」と話した。

坂口投手は1年生春のリーグ戦で1勝を挙げると、その秋には5勝0敗の圧倒的なピッチングを見せる。昨年は春に2勝、秋は0勝と苦しんでいるものの、153キロのストレートは低めに伸び、カーブ、スライダーなど多彩な変化球を使える右腕投手として注目されている。

昨年は先輩の武内夏暉投手が4年時に急成長を見せ、ドラフト会議では3球団が指名競合した姿を見ており、「武内さんも下級生でケガをしたのに上級生になってから結果を残した。練習を続けることの大切さを学びました」と話し、「順位にもこだわって、行くなら上位で。1位の12人に入って当たり前と言われる選手になりたい」と、ドラフト1位でのプロ入りを誓った。

柳舘憲吾選手は強肩強打の三塁手で、昨年秋のリーグ戦では打率.375で首位打者を獲得、3本塁打を記録し三塁手のベストナインに選ばれている。「少しは戦えたかな、と思えたのもプロを考えるきっかけになった」と話す。そして、「2年間、3番という打順を経験して、打てれば勝つし打てなければ負けることが多かった。自分が打てばチームが勝つぐらいの気持ちを持ってやりたい」と意気込みを話した。

柳館選手は「ドラフトで指名されるのが目標。プロ1本でやっていきたい」と話し、「目標とする選手は岡本和真さん。変化球が来てもどんな球でも、自分の間合いで打つことができる。守備も上手ですし」と話す。そして、「今年の東都は打者がそろっていますが、負けないようにしたい。左打者で怖いのは自分と言われるような選手になりたい」と話し、三塁手のライバルである青山学院大の佐々木泰選手を意識し、東都NO.1サードを目指す。

鳥山監督も「これからもドラフト1位を育てる。そこにチームが引き上げられるような。中身と結果にこだわった1年にしたい」と話し、連続でチームからのドラフト1位指名を目指す。

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