既に球団幹部クラス視察の大院大高・今坂幸暉選手、高校ナンバー１遊撃手を目指す

大阪学院大高校の今坂幸暉選手が、強打の遊撃手として世代NO.1を目指す。

同世代のショートに

今坂幸暉選手は178cm80kgの左打ちの遊撃手で、昨年夏の大会では、初戦の門真なみはや戦で4打数4安打4打点5盗塁を記録、ライトスタンドを超えて防球ネットに突き刺さる130mの特大満塁ホームランを放った。

また星翔戦でも3打数2安打3打点で3盗塁を記録し、敗れた近大付戦も3打数1安打で、3試合で10打数7安打7打点8盗塁を記録した。遠投110mの強肩と、50m5.9秒の俊足を持つ。

秋季大会でも打率4割以上を打ち、既にプロ球団の幹部クラスも視察に訪れているという。今坂選手は「今坂世代と呼ばれたい」と目標シートに記入し、「同年代のショートに負けたくない」と意気込みを示した。

今年は花咲徳栄に石塚裕惺選手がおり、大型の右の強打者で遊撃手として注目されるほか、専大松戸の中山凱選手、桐蔭学園の森駿太選手なども下級生の時にショートで注目をされている。

星翔戦では2失策、近大付では1失策をしており、ショートの守備を安定させたいが、高い身体能力があり、いろいろな可能性のある選手として高く評価されてゆきそうだ。

まずはそのプレーを全国で見せるために、「大阪桐蔭を倒したい」と目標シートに力強く記入した。