静岡学生野球リーグが開幕、149キロ左腕・宮原駿介投手が8回1失点13奪三振も課題、4球団スカウト視察

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東海地区大学野球連盟の静岡学生野球春季リーグが開幕し、東海大静岡の149キロ左腕でプロ注目の宮原駿介投手が8回無失点の投球を見せた。

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4球団視察

この日の聖隷クリストファー大学戦で先発した宮原駿介投手は、140キロ中盤の速球で初回の先頭から5者連続三振を奪う。しかし4回に先頭打者に死球を与えるとリズムを崩し、2つの四球で満塁のピンチを作った。この回を無失点で抑えたものの、以降も制球に苦しみ、8回で7つの四死球を与え、球数も131球を投げた。

「ストライクが入らず、修正もしきれなかった。2度とこんな投球はしたくない」と話した宮原投手だが、8回で13個の三振を奪って得点は与えなかった。「悪い中でも、0に抑え、勝ちきれたことは良かった。最低限の結果は出せたと思う」と話したが、昨秋のリーグ開幕戦では7回参考ながら完全試合を達成していただけに、反省の言葉が多く出た。

この日はセ・リーグとパ・リーグの4球団のスカウトが視察に訪れ、速球派左腕としてプロも注目をしている。「投げた試合は全部勝ちたい。そのためにもしっかり修正して次の試合に臨みたい」と話した宮原投手、プロ志望でもあり、春をしっかりと勝ちきって大学野球選手権で投げることが重要になってくる。

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