大商大・渡部聖弥選手がオリックス２軍戦で宇田川優希投手から安打、阪神・中日・広島・ヤクルトなど６球団視察

大阪商業大がオリックスの2軍と練習試合を行い、プロ注目のスラッガー・渡部聖弥選手が4番サードで出場し、WBC代表だった宇田川優希投手からヒットを放った。この試合には6球団のスカウトが視察し、注目されている。

6球団視察

昨年までセンターを守っていた渡部聖弥選手だが、この春はサードでも出場をしており、この日のオリックス戦でも4番サードで出場した。昨年のドラフト前にENEOSの度会隆輝選手も、横浜DeNAとの練習試合でサードで出場をしており、内野手としてもアピールの面もある。

渡部選手は広陵高校時代からその強打と俊足が注目されていたが、大学2年秋に5本塁打を放って大きく注目されると、昨夏は侍ジャパン大学代表にも選ばれ、アメリカで行われた日米大学野球でホームランも放っている。

この日は阪神、中日、広島、東京ヤクルトなど6球団のスカウトが視察をしたが、4回にWBC代表だった宇田川優希投手からレフト前にヒットを打ち、打撃でもアピールをした。

またこの日は新3年生の148キロ右腕・板谷朋生投手がオリックス2軍を5回3安打4奪三振無失点に抑えると、2番手の鈴木豪太投手も2回を無失点に抑え、8回には福島孔聖投手、9回には185cm右腕の岡田皓一朗投手がそれぞれ1イニングを無失点に抑えて完封リレーし、9-0で大勝した。