関西学生野球リーグの春季リーグ戦が開幕し、侍ジャパン代表でその力を見せていた関西大の金丸夢斗投手が京都大戦に先発した。
連勝ストップ
金丸夢斗投手はこの日、最速149キロの速球と、持ち味であるキレの良い変化球で、5回1アウトまでパーフェクト投球を続けた。死球を許してパーフェクトは途切れ、6回には先頭打者に内野安打を許してノーヒットノーランも途切れたが、その力を見せていた。
その6回、味方のエラーで1アウト3塁とピンチが広がったものの、ここはスクイズを力強いストレートで防ぎ、空振り三振とランナーを殺して無失点に抑える。しかし7回、また味方のエラーで2アウト2塁となると、今度はタイムリーヒットを許して1点を与えた。8回、9回は無失点に抑え、9回4安打11個奪三振1失点と好投をしたものの、打線は京都大投手陣から点を奪えず0-1で敗戦、リーグ戦では18連勝を続けていたが、それが途絶え、通算3敗目となった。
投球は素晴らしかった。この日は6球団が視察をしたが、阪神は熊野スカウトと担当の岡本スカウトの2人が視察、岡本スカウトは「真っすぐが強い。どれをとってもトップクラスだと思います」と高く評価した。
リーグ記録の21連勝について「狙いたかったところはあるんですけど運もある。」と話す。そして「勝ち点取ればいい話なんで、切り替えてやっていきたい。自分の投球をして優勝できるように」と気持ちを切り替え、次の登板に視線を向けていた。

最速は149キロを記録して11奪三振をマーク。6球団が視察し、阪神は熊野スカウト、担当の岡本スカウトの2人体制で注視した。岡本スカウトは「真っすぐが強い。どれをとってもトップクラスだと思います」と高評価した。今春の明大とのオープン戦では最速を1キロ更新する154キロを記録。3月の侍ジャパン強化試合にもメンバー入りした実力にさらに磨きをかけた。



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