明治大・宗山塁選手がDHで出場、リーグ戦出場も視野に

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肩甲骨骨折で全治3ヶ月と診断され、春のリーグ戦は絶望と見られていた明治大の宗山塁選手が、この日のHondaとのオープン戦で3番DHで出場し、実戦復帰した。

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リーグ記録狙える

宗山塁選手はこの日、3番DHで出場したが、田中監督から「1打席でワンスイングだけ」と制限をつけられていた。その中で初回に二塁への内野安打を記録すると、3打席目にはライト線に2ベースヒットを打ち、ともにファーストスイングで2安打を放った。

2月29日のオープン戦で死球を受け、右肩肩甲骨骨折で全治3ヶ月と診断されており、春季リーグ戦の復帰は難しいが、リーグ戦の終盤に復帰するかもしれないと見られていた。そのため、現在リーグ通算94安打を打ち、131安打の東京六大学リーグ記録を狙うことは絶望的と見られていたが、リーグ戦の前に実戦復帰したことで、春のリーグ戦も出場の可能性が出てきて、リーグ記録への挑戦の可能性も復活してきた。

宗山選手は「痛みは完全に消えた。何の心配もなく試合に臨めます」と話す。田中監督も「ぶっつけ本番で、そんな甘いもんじゃない」と話し、「まだトリッキーな打球が来たら心配」と心配をしながら慎重な姿勢を貫いているが、4月20日の初戦には出場してくる可能性が出てきた。それまでにオープン戦などで30打席に立ち、まずは打撃で実戦の感覚を戻していく。その上で「これからは守備をして打席に立ちたい」と宗山選手は話した。

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