MLBドラフトリーグに出場している佐々木麟太郎選手は、昨日のホームランデビューに続き、この日はフェンス直撃の2点タイムリーを放ち、15球団が視察をしたメジャースカウトからは「現段階でも指名は確実」と評価された。
2026年ドラフト候補
この日も4番ファーストで出場した佐々木麟太郎選手は初回、ノーアウト満塁のチャンスに約144キロのツーシームを右中間に打ち上げると、高さ6.4mのフェンスに直撃する2点タイムリーヒットを放った。飛距離は111mだった。
このリーグ戦は、ドラフト候補がアピールをするための大会で、この日も15球団のメジャースカウトが視察をしたが、ある球団のスカウトは「きょうの4打席だけで判断するのは難しいけれど、とても印象的な選手に間違いない。今後が楽しみだね」と評価し、2026年のドラフトに備えてスイングの動画を三塁側から撮影していた。
また、ナ・リーグ球団のスカウトは「現段階でもドラフト指名は確実。ただ1-2巡目は難しい。3-5巡目が妥当だろう。それでも打球にいい角度をつけて飛距離を出せるのが彼の魅力」と評価し、現時点でも3〜5巡目で指名される実力があると評価した。またストレートへの対応についても「数多く試合に出て、場数を踏めば速球への対応はできるだろう」と話した。
佐々木選手は打撃は抜群だが、高校野球でもファーストでプレーし、また、甲子園でもスライディングなどには課題を見せた所がある。これからの大学でのプレーで、一つ一つのプレーを磨き、より高めて行くことができれば、2026年のMLBのドラフト会議での指名の可能性もある。
2026年度-大学生のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します

スタンフォード大・佐々木麟太郎は「現段階でもドラフト指名は確実」 集結メジャースカウトの前で2試合連続安打&打点/MLBドラフトリーグ
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佐々木麟太郎 2戦連発惜しい!フェンス直撃打で2打点 - スポニチ Sponichi Annex 野球
米スタンフォード大に進学する佐々木麟太郎内野手(19、写真)が12日(日本時間13日)、MLBドラフトリーグにトレントン・サンダーの「4番・一塁」で出場。初回無死満塁から右中間フェンス直撃の先制2点打など、1安打2打点だった。
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