6月22日から選考合宿を行っていた侍やジャパン大学代表は、24人のメンバーを発表した。プラハベースボールウィークとハーレムベースボールウィーク、そして8月下旬に行われる侍ジャパンU18代表との壮行試合に出場する。
投手は11人
前回、2022年のハーレムベースボールウィークに出場したチームは、投手は9人だったが、今年は2人増えて11人となった。堀井監督は「14日間でMAX11試合の日程を考えて。お預かりした選手を絶対に故障させたり、疲労困憊で帰させちゃいけないなというのがありまして。ピッチャーの人数をまず考えました。それが一番の理由です」と話した。
投手は159キロ右腕の中村優斗投手と157キロ右腕の篠木健太郎投手が順当に選ばれ、秋から参加をしている日体大の寺西成騎投手と選手権で活躍し、合宿の紅白戦でも好投を見せた東日本国際大の藤井優矢投手が選ばれたが、11人中4年生は4人のみとなった。
3年生では早大の伊藤樹投手、慶大の外丸東眞投手、明大の高須大雅投手といった東京六大学勢と、冬も参加をしていた日大の市川祐投手、そして選手権から力ある球で成績も残した中京大の高木快大投手、仙台大の渡辺一生投手が選ばれた他、左腕は2人でもう一人は近大の野口練投手が選ばれた。
捕手は合宿でも1日目にキャプテンをしていた早大の印出太一選手が主将に選ばれると、明大の小島大河選手と国学院大の神里陸選手の4年生で中央の大学の選手が選出された。
内野手は2022年より2人少ない6人となった。打撃で猛アピールをした3年生の立石正広選手と国学院大の柳舘憲吾選手の強打者と、打撃もよい中大の繁永晟選手、安定したプレーを見せる近大の勝田成選手が選ばれた。注目の遊撃手は追加招集された早稲田大の山縣秀選手が選ばれた他、法政大の松下歩叶選手が、通常はサードを守っているがショートとして起用されるものと見られる。
外野手は西川史礁選手、渡部聖弥選手、吉納翼選手のドラフト注目3選手が順当に選ばれた他、足と打撃でもアピールをした立正大の飯山志夢選手が選ばれた。
東京六大学と東都のいわゆる中央の大学からは14人が選ばれた一方で、東北福祉大の164キロ右腕・や、プロも注目している大阪経済大の林翔大投手、左腕で勢いある球を投げた東海大静岡の宮原駿介投手は選出されず、捕手と外野手もいわゆる地方のリーグの出身選手は代表入りすることはできなかった。
代表メンバーは2つの国際大会に出場をし、8月末にはU18代表との壮行試合も行う。中村投手、篠木投手、寺西投手、西川選手、渡部選手、吉納選手、柳舘選手に4年生を中心に、来年行われる日米大学野球でも期待される3年生が大きな経験をして成長することを期待したい。





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