青山学院大のドラフト1位候補遊撃手・西川史礁選手が4月以来の久々のホームランを放った。
「即戦力に近い右打者」
国学院大と対戦した青山学院大はこの日、1-0の4回にノーアウト1塁の場面で、今年のドラフト1位候補の西川史礁選手がレフトスタンドに2ランホームランを放った。134キロのインコースの変化球を振り抜くと、打球はぐんぐんと伸びた。
「空振りでも良いので、シンプルにいつも通り振ろうと思いました」と話し、「ボールの内側にバットを入れることができて、打球が切れずに伸びた。良い当たりが打てた」と手応え十分のホームランだった。
この日視察したスカウトからは、
横浜DeNA・稲嶺スカウト:「タイミングばっちりの良いホームラン。西川らしいホームランだった。打球音はモノが違うね。トップレベルなのは間違いない」
広島・高山スカウト:「いいタイミングで打てましたね。インパクトでしっかり力が伝わったように見えました。一発で仕留められたのは大きい。いいものを見られました。即戦力に近い右打者というのが魅力」
と評価の声が聞かれた。
西川選手は今季はここまで9打数ノーヒットと抑えられていた。また、ホームランは4月17日以来となり、今季はホームランが期待されていた。スラッガーとしてスイングの強さが光るが、リーグ通算はまだ6本目で、まだまだ実績が追いついていないような印象がある。
今季は最低でも3本、できれば5本以上を放ち、プロでもスラッガーとしてホームランが打てる打者にという確信をスカウトに持たせてドラフト会議に向かいたい。
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ドラ1候補の青学大・西川 鬱憤晴らしの1号!4季連続Vへ勝ち点1 - スポニチ Sponichi Annex 野球
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