日本生命の捕手・石伊雄太選手に阪神・ロッテ・ヤクルトなど8球団視察、DeNA・オリックスが評価

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社会人野球日本選手権の近畿地区最終予選では、日本生命の石伊雄太捕手が2安打を記録し、視察した8球団のスカウトにアピールした。

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「肩の強さはプロでもそういない」

石伊雄太選手は大学時代からその強肩に注目され、社会人野球2年目の今年は、ヒットを打てる打撃が評価されており、ドラフト会議では上位指名が予想される選手になった。

この日のミキハウス戦では6番捕手で出場すると、2回に1アウトからレフト前ヒットを放ち、7回にも先頭打者でセンター前ヒットと、3打数2安打と結果を残した。また、2人の投手をリードし、制球が良くなかったものの3失点にまとめた。

この日は阪神、千葉ロッテ、東京ヤクルト、横浜DeNA、オリックスなど8球団のスカウトが視察し、東京ヤクルトは橿渕スカウトグループデスクが視察した。

オリックス・乾スカウト:「今年は、常にいいパフォーマンスを見せてくれている。元々スローイングがうまいが、打撃も良くなっている」

横浜DeNA・藤田スカウト:「肩の強さはプロでもそういない」

石伊選手は阪神の湯浅投手と少年野球チームで1つ下でプレーし、あだ名で呼ぶ間柄だった。その湯浅投手が黄色靱帯骨化症で離脱したことについて、「阪神にはあの人が絶対に必要だと思う。復帰して自分の力にも変えられると思うので、また活躍するところが見たいです」と話す。

プロで、湯浅投手の復帰の1球を受けるのが石伊捕手、というようなストーリーも想像してしまうが、まずはドラフト会議でしっかりと指名を受け、同じステージへと進みたい。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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